幕末に函館八幡宮を勧請して創建、稲荷大神を合祀、護衛艦「いしかり」
[住所]北海道石狩市弁天町1
[電話]0133-62-3006
石狩八幡神社(いしかりはちまんじんじゃ)は、北海道石狩市弁天町にある神社。誉田別命・倉稲魂命を祀る。近代社格では郷社。社殿は神明造。参拝すれば、御朱印を頂ける。
幕末の安政5年(1859年)、箱館総社八幡宮神主菊池大蔵重賢より蝦夷地の中に当社八幡宮の末社を勧請し、蝦夷地惣鎮守として宮祠造営を箱館奉行に願い出、同年、石狩町川東町(現 八幡町)に当宮を建立した。
明治3年(1870年)、御神体を神祇官において点検、明治7年(1874年)には有志と協議の上、弁天町の現在地に奉遷し、その地の稲荷大神を相殿に祀った。
明治8年(1875年)には郷社に列し、明治34年(1901年)に本殿などを新築した。大正4年(1915年)、神饌幣帛料供進神社に指定される。
例祭は9月15日。この日に近い日曜日に神輿渡御がある。1月にはどんど焼きがある。
旧弁天社の寛政元年(1789年)銘の手水鉢と、文化10年(1813年)造の石鳥居が現存し、明治元年(1868年)製の石燈籠がある。出雲国造家・出雲大社大宮司の千家尊愛による揮毫となる扁額がある。
現在は香取神社が合祀されているとも、伊波比主命・大国魂神・大那牟遅神・少彦名神が合祀されているともいわれている。後3柱は、北海道神宮などで祀られている開拓三神。
海上自衛隊の護衛艦(退役)「いしかり」の艦内神社に分祀した。当社からほど近くに「いしかり砂丘の風資料館」があり、その横に「いしかり」の主錨が屋外展示されている。退役に伴い、平成20年(2008年))10月17日に設置されたもの。
【ご利益】
地域振興、地域・家内安全、水難除け、海上・交通安全、厄災除けなど
【関連記事】
・艦内神社とは? - 日本特有の「恐怖の海」への対処法 - 自衛艦の艦内神社
・北海道の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、北海道に鎮座している神社の一覧
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石狩八幡神社(いしかりはちまんじんじゃ)は、北海道石狩市弁天町にある神社。誉田別命・倉稲魂命を祀る。近代社格では郷社。社殿は神明造。参拝すれば、御朱印を頂ける。
幕末の安政5年(1859年)、箱館総社八幡宮神主菊池大蔵重賢より蝦夷地の中に当社八幡宮の末社を勧請し、蝦夷地惣鎮守として宮祠造営を箱館奉行に願い出、同年、石狩町川東町(現 八幡町)に当宮を建立した。
明治3年(1870年)、御神体を神祇官において点検、明治7年(1874年)には有志と協議の上、弁天町の現在地に奉遷し、その地の稲荷大神を相殿に祀った。
明治8年(1875年)には郷社に列し、明治34年(1901年)に本殿などを新築した。大正4年(1915年)、神饌幣帛料供進神社に指定される。
例祭は9月15日。この日に近い日曜日に神輿渡御がある。1月にはどんど焼きがある。
旧弁天社の寛政元年(1789年)銘の手水鉢と、文化10年(1813年)造の石鳥居が現存し、明治元年(1868年)製の石燈籠がある。出雲国造家・出雲大社大宮司の千家尊愛による揮毫となる扁額がある。
現在は香取神社が合祀されているとも、伊波比主命・大国魂神・大那牟遅神・少彦名神が合祀されているともいわれている。後3柱は、北海道神宮などで祀られている開拓三神。
海上自衛隊の護衛艦(退役)「いしかり」の艦内神社に分祀した。当社からほど近くに「いしかり砂丘の風資料館」があり、その横に「いしかり」の主錨が屋外展示されている。退役に伴い、平成20年(2008年))10月17日に設置されたもの。
【ご利益】
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