有明山が御神体、神楽殿の天上板絵や信濃裕明門、「開運・招福の記念碑」
[住所]長野県安曇野市穂高有明宮城7271
[電話]0263-83-3764

有明山神社(ありあけやまじんじゃ)は、長野県安曇野市にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

有明山を御神体とする山岳信仰の神社で、本宮(里宮)の他、有明山山頂(中岳・南岳)に奥大宮がある。

中岳に手力雄命八意思兼命大己貴命を、南岳に天照大神天鈿女命・金毘羅権現を祀る。拝殿の脇に「妙見 里の瀧」と呼ばれる小さな滝が流れている。

由緒は不詳。岡村阜一が明治時代に当社を再興し、社殿を建てた。例祭は4月28日。日本海軍の駆逐艦「有明」の艦内神社に分祀したという。また、海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」の艦内神社にも分祀。

境内の神楽殿には、橋本雅邦の筆になる花鳥風月の絵があり、また日光陽明門を模した裕明門には眼猫12支24孝の彫刻がある。

これら天井板絵や信濃裕明門は、飛騨の匠山口権之正の作となる手水舎や詩歌集である残月集とともに、市指定文化財になっている。

境内には、開運・招福の記念碑がある。残月集の発刊を記念して制作されたもの。直径1.55メートル、厚さ0.3メートル、重量2.4トン。

東面に「吾唯足知(ワレタダタルヲシル、分に安んじて貪らない)」、西面に「吉呼員和(キチヨンデカズワス、喜びを集めて和やかに)」とある。

開運招福の石としてこの四角をくぐりぬけると吉運が集まるといわれており、パワースポットとしても知られている。

春には参道に植えられた約200本の桜が見事に咲き誇り、桜の名所としても知られる。毎年7月中旬には有明山登拝(奥社祭)が行われ、参加者を一般から募集する。

【ご利益】
開運招福、身体壮健、リフレッシュ
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有明山神社の御朱印
有明 - Wikipedia
ありあけ - Wikipedia