鮭漁の鎮守として創祀、境内には日露戦争でロシア軍が敷設した機雷を展示
[住所]北海道小樽市銭函2-9-10
[電話]0134-62-2847

豊足神社(とよたりじんじゃ)は、北海道小樽市にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

江戸時代後期の安永9年(1780年)9月10日、松前の商人である阿部屋伝次郎が近隣を巡察。その後、石狩川での鮭漁と近海の鮭漁業を命じた。

そこで、銭函村以北の鎮守として豊受大神を勧請し、漁場の鎮護、大漁安全を祈願し、尊伝稲荷神社と称したという。

明治になり、明治4年(1871年)、再建され、明治8年(1875年)に村社に列する。明治9年(1876年)に現社号に改称した。

大正6年(1917年)、現在地に移転し、昭和15年(1940年)6月25日には、神饌幣帛料供進神社に指定された。

平成8年(1996年)9月15日、三吉神社(藤原三吉命大国主大神)を合祀した。

例祭は6月25日。近辺の土・日曜日に神輿渡御や各種イベントが行われる。

境内に建つ忠魂碑の脇には、壊れた機雷が置かれている。これは日露戦争でロシア軍が敷設したもので、明治40年(1907年)ごろに漂着し、爆破処理された残骸。後に当社に奉納された。

【ご利益】
大漁満足・商売繁盛、地域・家内安全
豊足神社 - 鮭漁の鎮守として創祀、境内には日露戦争でロシア軍が敷設した機雷を展示
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豊足神社の御朱印