山口県岩国の郷社を勧請した神社と合祀、樹齢3000年の櫟の御神木
[住所]北海道恵庭市大町3-6-5
[電話]0123-32-3410

豊栄神社(とよさかじんじゃ、豐榮神社)は、北海道恵庭市大町にある神社。近代社格では郷社。社殿は神明造。参拝すれば、御朱印を頂ける。

明治7年(1874年)6月15日に稲荷大神を奉斎する。これが当社の創祀となる。明治24年(1891年)8月には7坪の神殿を建立し、札幌神社(現 北海道神宮)に請い、大国魂大神を合祀する。

明治34年(1901年)8月24日には神社創立を出願し、絵庭神社とも呼ばれ、同年9月25日には恵庭神社として公称の許可を受け、無格社となる。

明治44年(1911年)7月19日には豊宇気姫神を祀る豊栄神社を合併し、現社名に改称した。この旧豊栄神社は、山口県から移住した人々が岩国の郷社である豊栄神社のを勧請して奉斎したもの。

この旧豊栄神社と当社が同一の部落に鎮座したため、氏子総代が相謀り、合祀に至った。ちなみに、別に恵庭神社という名の神社が存在し、当社が兼務している。

昭和9年(1934年)8月27日には社殿が造営され、昭和11年(1936年)には村社に昇格。昭和20年(1945年)には郷社となる。

昭和56年(1981年)、現在の社殿が完成。昭和60年(1985年)12月には社務所と職舎を改築する。

昭和62年(1987年)に敬神婦人会、翌昭和63年(1988年)に市民青年による御輿を担ぐ会「恵祭會」が発足した。

例祭は9月20日。推定樹齢3000年とされる櫟(クヌギ)の大木が御神木。樹高20メートルで、様々な災害に遭っても堂々と生き残ってきた。

境内には「幸せを呼ぶ御柱」がある。平成25年(2013年)の第62回式年遷宮にあわせて、伊勢の神宮(伊勢神宮)から御神木を頂き奉斎したもの。

【ご利益】
健康長寿、無病息災、子授け、開運招福、学業・受験合格など
豊栄神社(恵庭市) - 山口県岩国の郷社を勧請した神社と合祀、樹齢3000年の櫟の御神木
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豊栄神社(恵庭市)の御朱印