龍田大社の神が聖徳太子の前に顕現し、斑鳩の里に導いた、法隆寺の守護神
[住所]奈良県生駒郡斑鳩町龍田1−5−3
[電話]0745-75-3163
龍田神社(たつたじんじゃ)は、奈良県生駒郡斑鳩町龍田にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「龍田比古龍田比女神社(大和国・平群郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では県社。
伝承によれば、聖徳太子が法隆寺の建設地を探し求めていた時に、白髪の老人に化身した龍田大明神に会い、
法隆寺が当社に別当を置き、例祭には30人の僧侶を遣わして法会が行われていたという。
もともとは、龍田比古龍田比女神社と呼ばれ、その名の通り龍田比古神・龍田比女神の二神を龍田大明神として祀っていた。『延喜式神名帳』にもこの名で記載されている。
しかし、後に龍田大社より天御柱命・國御柱命の二神を勧請したため、もともとの御祭神は一時忘れられてしまったようだ。
聖徳太子が出会ったのは龍田大社の神とされるが、それが祀られ、また龍田大社から勧請し直して、と、こういうことになり、何かすっきりしない。
現在は天御柱命・國御柱命を主祭神とし、龍田比古神・龍田比女神を配祀している。
明治の神仏分離により法隆寺から離れ、官幣大社龍田神社(現 龍田大社)の摂社となった。独立の請願の結果、大正11年(1923年)3月に龍田大社より独立し、県社に列格した。
御祭神のことといい、所属・社格といい、龍田大社とは浅からぬ仲にあることは間違いないものの、二転三転するのが宿命のようだ。
ともかく、風雨を鎮め、水難、疫病を防ぎ、五穀豊穣、息災長寿天地萬有厄除の神として信仰されている。また能楽「金剛流」の源流坂戸座の発祥の地でもある。
例祭は10月第2土曜・日曜日で、神楓祭と呼ばれる秋季大祭。7月下旬には風鎮祭・千燈明祭・夏祭がある。
なお、法隆寺の鎮守は他に、斑鳩神社がある。
【ご利益】
風雨鎮め、水難除け、病魔退散・無病息災、健康長寿

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[電話]0745-75-3163
龍田神社(たつたじんじゃ)は、奈良県生駒郡斑鳩町龍田にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「龍田比古龍田比女神社(大和国・平群郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では県社。
伝承によれば、聖徳太子が法隆寺の建設地を探し求めていた時に、白髪の老人に化身した龍田大明神に会い、
斑鳩の里こそが仏法興隆の地である。私はその守護神となろうと言われたので、その地に法隆寺を建立し、鎮守社として龍田大明神を祀る当社を整備したという。当然のことながら近くに藤ノ木古墳がある。
法隆寺が当社に別当を置き、例祭には30人の僧侶を遣わして法会が行われていたという。
もともとは、龍田比古龍田比女神社と呼ばれ、その名の通り龍田比古神・龍田比女神の二神を龍田大明神として祀っていた。『延喜式神名帳』にもこの名で記載されている。
しかし、後に龍田大社より天御柱命・國御柱命の二神を勧請したため、もともとの御祭神は一時忘れられてしまったようだ。
聖徳太子が出会ったのは龍田大社の神とされるが、それが祀られ、また龍田大社から勧請し直して、と、こういうことになり、何かすっきりしない。
現在は天御柱命・國御柱命を主祭神とし、龍田比古神・龍田比女神を配祀している。
明治の神仏分離により法隆寺から離れ、官幣大社龍田神社(現 龍田大社)の摂社となった。独立の請願の結果、大正11年(1923年)3月に龍田大社より独立し、県社に列格した。
御祭神のことといい、所属・社格といい、龍田大社とは浅からぬ仲にあることは間違いないものの、二転三転するのが宿命のようだ。
ともかく、風雨を鎮め、水難、疫病を防ぎ、五穀豊穣、息災長寿天地萬有厄除の神として信仰されている。また能楽「金剛流」の源流坂戸座の発祥の地でもある。
例祭は10月第2土曜・日曜日で、神楓祭と呼ばれる秋季大祭。7月下旬には風鎮祭・千燈明祭・夏祭がある。
なお、法隆寺の鎮守は他に、斑鳩神社がある。
【ご利益】
風雨鎮め、水難除け、病魔退散・無病息災、健康長寿

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