飛鳥朝の創建、黒田長政が筑前十五神の一宮として崇敬、大クスノキの御神木
[住所]福岡県嘉麻市大隈町994
[電話]0948-57-0701
北斗宮(ほくとぐう)は、福岡県嘉麻市大隈町にある神社。御祭神は、天之御中主神・伊邪那岐神・伊邪那美神。それぞれ天地創造の中心・陽・陰と位置付けられている。近代社格では県社。御朱印の有無は不明。
飛鳥時代の天智天皇9年(671年)に若木連という人が、北斗大明神(北斗七星)を祀るため建立したとされる。
戦国時代の天正6年(1578年)、龍造寺隆信と大友宗麟との戦いで社殿を焼失。 2年後の天正8年(1580年)に秋月種実が社殿を再建した。
慶長5年(1600年)に黒田長政が筑前福岡藩主となってからは筑前十五神の一宮として歴代の藩主から手厚く保護された。
明治4年(1871年)、社名を「下益神社」に改称した。昭和8年(1933年)に県社に昇格。昭和42年(1967年)に現社号に改称した。
境内には御神木である樹齢2000年のクスノキがあって、これを祀る大楠神社がある。古来武運長久・事業繁栄の神として尊崇されてきた。
このクスノキは樹高45メートルにも達し、胸高周囲5.8メートル、根回り9.4メートル。『筑前国続風土記』に「国中第一の大木也」と称された。
縄文中期時代の生木と言われたこの巨木も、寛政年間(1789年-1801年)に火災に遭い、朽ちて枯れた。現在の大楠はその子にあたるもので樹齢約600年と伝えられている。
他に境内社として、恵比須神社(事代主神)・玉姫稲荷神社(宇迦之御魂命)・松尾神社(大山咋神)がある。
例祭は春季が4月21日・22日の春季神幸大祭、秋季が10月21日の秋季大祭。茅の輪くぐりの大祓が7月30日にある。
【ご利益】
地域振興、地域・家内安全、リフレッシュ

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飛鳥時代の天智天皇9年(671年)に若木連という人が、北斗大明神(北斗七星)を祀るため建立したとされる。
戦国時代の天正6年(1578年)、龍造寺隆信と大友宗麟との戦いで社殿を焼失。 2年後の天正8年(1580年)に秋月種実が社殿を再建した。
慶長5年(1600年)に黒田長政が筑前福岡藩主となってからは筑前十五神の一宮として歴代の藩主から手厚く保護された。
明治4年(1871年)、社名を「下益神社」に改称した。昭和8年(1933年)に県社に昇格。昭和42年(1967年)に現社号に改称した。
境内には御神木である樹齢2000年のクスノキがあって、これを祀る大楠神社がある。古来武運長久・事業繁栄の神として尊崇されてきた。
このクスノキは樹高45メートルにも達し、胸高周囲5.8メートル、根回り9.4メートル。『筑前国続風土記』に「国中第一の大木也」と称された。
縄文中期時代の生木と言われたこの巨木も、寛政年間(1789年-1801年)に火災に遭い、朽ちて枯れた。現在の大楠はその子にあたるもので樹齢約600年と伝えられている。
他に境内社として、恵比須神社(事代主神)・玉姫稲荷神社(宇迦之御魂命)・松尾神社(大山咋神)がある。
例祭は春季が4月21日・22日の春季神幸大祭、秋季が10月21日の秋季大祭。茅の輪くぐりの大祓が7月30日にある。
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