『古事記』にある神功皇后の外祖母・天日矛一族、中世は八幡宮
[住所]兵庫県豊岡市出石町荒木字竹ヶ原273-1
[電話]-
須義神社(すぎじんじゃ)は、兵庫県豊岡市出石町荒木にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「須義神社(但馬国・出石郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。
社伝によると、第15代応神天皇40年の創祀。一説に、神功皇后が熊襲征討のため出石神社に戦勝祈願をした時だという。御祭神は由良度美神。
菅竈由良度美神とも。多遲摩母呂須玖神のこと、あるいはその妹か娘、さらには四世孫清日子の娘で神功皇后の外祖母にあたるとも。『古事記』には菅竈上由良度美とある。
御祭神には他に諸説あるが、出石神社の他、出石町桐野の御出石神社、三宅の中嶋神社、内町の諸杉神社など天日槍系の神社が多く分布する一帯であって、当社もその系列の一つだと考えられる。
『日本三代実録』に、貞観10年(868年)12月21日、正六位上から従五位下に昇進した「菅神」とあるのが当社のこととされる。
南北朝時代、菅川のそばに鎮座する当社付近を菅庄と称し、石清水八幡宮領となり、八幡神を併せ祀ったという。菅八幡宮と呼ばれ、荒木の八幡さんと親しまれた。
江戸時代の宝永元年(1704年)に社殿造営の記録がある。明治6年(1873年)に村社に列し、大正13年(1924年)には郷社に昇格した。
社殿の左手に境内社が一つあり、『兵庫縣神社誌』では稲荷神社としている。
【ご利益】
厄災除け、武運長久・勝運、一族・子孫繁栄
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須義神社(すぎじんじゃ)は、兵庫県豊岡市出石町荒木にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「須義神社(但馬国・出石郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。
社伝によると、第15代応神天皇40年の創祀。一説に、神功皇后が熊襲征討のため出石神社に戦勝祈願をした時だという。御祭神は由良度美神。
菅竈由良度美神とも。多遲摩母呂須玖神のこと、あるいはその妹か娘、さらには四世孫清日子の娘で神功皇后の外祖母にあたるとも。『古事記』には菅竈上由良度美とある。
御祭神には他に諸説あるが、出石神社の他、出石町桐野の御出石神社、三宅の中嶋神社、内町の諸杉神社など天日槍系の神社が多く分布する一帯であって、当社もその系列の一つだと考えられる。
『日本三代実録』に、貞観10年(868年)12月21日、正六位上から従五位下に昇進した「菅神」とあるのが当社のこととされる。
南北朝時代、菅川のそばに鎮座する当社付近を菅庄と称し、石清水八幡宮領となり、八幡神を併せ祀ったという。菅八幡宮と呼ばれ、荒木の八幡さんと親しまれた。
江戸時代の宝永元年(1704年)に社殿造営の記録がある。明治6年(1873年)に村社に列し、大正13年(1924年)には郷社に昇格した。
社殿の左手に境内社が一つあり、『兵庫縣神社誌』では稲荷神社としている。
【ご利益】
厄災除け、武運長久・勝運、一族・子孫繁栄
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