天台宗の天海が比叡山麓に造営、権現造の発祥、延暦寺後に日吉大社の末社
[住所]滋賀県大津市坂本5-1-1
[電話]077-578-0009

日吉東照宮(ひよしとうしょうぐう)は、滋賀県大津市坂本にある神社。もとは延暦寺の末寺だったが、現在は日吉大社の末社で、全国に分布する東照宮の一つであり、全国東照宮連合会に加盟している。参拝すれば、御朱印を頂ける。

天台宗の縁で、天海により比叡山の山麓の現在地に元和9年(1623年)に創建された。御祭神は、徳川家康公の他、日吉大神・豊臣秀吉公を祀る。

後からの合祀だと思われるが、それでも、また土地柄としても、東照宮に秀吉を祀るのは極めて異例のことと思われる。

寛永11年(1634年)に本殿と拝殿を石の間で連結する権現造の様式で改築されたもので、これは日光東照宮に先立ち、その原型になったとされている。

権現造の発祥とされ、唐門・透塀とともに、国の重要文化財に指定されている。そのために、関西の日光とも呼ばれている。漆塗り・極彩色の彫刻で装飾されている。

日吉大社から徒歩10分、拝観料は200円。日吉大社参拝者は150円となる。正面階段下、もしくは坂本ケーブル乗り場横の橋を渡りすぐ左手に駐車場がある。

【ご利益】
事業成功、立身出世、健康長寿(公式HP
日吉東照宮 - 天台宗の天海が比叡山麓に造営、権現造の発祥、延暦寺後に日吉大社の末社
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日吉東照宮の御朱印