「おいそべさん」樹齢1000年の大ケヤキ、10月にだんじり喧嘩祭り
[住所]兵庫県豊岡市出石町下谷54-1
[電話]0796-52-2848
石部神社(いそべじんじゃ)は、兵庫県豊岡市出石町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「石部神社(但馬国・出石郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。
主祭神は、天日方奇日方命。大山積神・大巳貴神・大物主神・健御名方命・高彦根命・瀧津彦命を合祀する。かつては主神を天日槍命とする伝もあったという。
「おいそべさん」とも通称される当社、その創建は不詳。社伝では、当初は坪井村、現在の市内の出石町坪井に鎮座したという。
安土桃山時代の文禄4年(1595年)には毘沙門町の丘上に遷座した。江戸時代になり、出石藩藩主の小出家・仙石家から崇敬を受けたという。
寛永3年(1705年)11月に現在地に遷座した。天明年間(1781年-1789年)、谷山で大火が発生、時の城主仙石公が出馬して、当社頭で消火の指揮をとったという。
火は折からの烈風に煽られて燃え広がったが、当社殿屋上より大雨が降り注ぎ、あたり一帯の火は消滅したと伝えられる。
明治維新後、明治6年(1873年)10月に村社に列し、明治12年(1879年)8月に郷社に昇格した。現在の神殿は、昭和9年(1934年、一瀬粂吉により建立されたもの。
例祭は10月15日前の日曜日。かつては9月12日だった。諸杉神社と伊福部神社とともに「だんじり祭り」と称して、約20台のだんじりをして出石城前でぶつけ合う喧嘩祭りを行う。
境内には樹齢1000年といわれ、幹周囲8メートル、樹高30メートルの大ケヤキがある。市指定天然記念物。古来より「幸の大ケヤキ」と呼ばれる御神木。
この大樹は、「ひょうごの巨樹・巨木100選」の一つで、毎年5月4日「けや木祭」が行われる。
摂末社に、皇大神宮(天照大御神・品陀和気命・太田命。豊受皇大神を配祀、玉依比売命を合祀)、天満神社(菅原道真ほか)がある。
【ご利益】
諸願成就、子孫繁栄、火防、開運招福

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石部神社(いそべじんじゃ)は、兵庫県豊岡市出石町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「石部神社(但馬国・出石郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。
主祭神は、天日方奇日方命。大山積神・大巳貴神・大物主神・健御名方命・高彦根命・瀧津彦命を合祀する。かつては主神を天日槍命とする伝もあったという。
「おいそべさん」とも通称される当社、その創建は不詳。社伝では、当初は坪井村、現在の市内の出石町坪井に鎮座したという。
安土桃山時代の文禄4年(1595年)には毘沙門町の丘上に遷座した。江戸時代になり、出石藩藩主の小出家・仙石家から崇敬を受けたという。
寛永3年(1705年)11月に現在地に遷座した。天明年間(1781年-1789年)、谷山で大火が発生、時の城主仙石公が出馬して、当社頭で消火の指揮をとったという。
火は折からの烈風に煽られて燃え広がったが、当社殿屋上より大雨が降り注ぎ、あたり一帯の火は消滅したと伝えられる。
明治維新後、明治6年(1873年)10月に村社に列し、明治12年(1879年)8月に郷社に昇格した。現在の神殿は、昭和9年(1934年、一瀬粂吉により建立されたもの。
例祭は10月15日前の日曜日。かつては9月12日だった。諸杉神社と伊福部神社とともに「だんじり祭り」と称して、約20台のだんじりをして出石城前でぶつけ合う喧嘩祭りを行う。
境内には樹齢1000年といわれ、幹周囲8メートル、樹高30メートルの大ケヤキがある。市指定天然記念物。古来より「幸の大ケヤキ」と呼ばれる御神木。
この大樹は、「ひょうごの巨樹・巨木100選」の一つで、毎年5月4日「けや木祭」が行われる。
摂末社に、皇大神宮(天照大御神・品陀和気命・太田命。豊受皇大神を配祀、玉依比売命を合祀)、天満神社(菅原道真ほか)がある。
【ご利益】
諸願成就、子孫繁栄、火防、開運招福

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