明治創建、津城址に鎮座、安濃津藩祖で築城の名人・藤堂高虎を祀る
[住所]三重県津市丸之内27-16
[電話]059-225-8558

高山神社(こうざんじんじゃ)は、三重県津市、津城址にある神社。藤堂高虎を祀る。近代社格では県社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

藤堂高虎(とうどう たかとら)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将・大名。伊予今治藩主。後に伊勢津藩の初代藩主となる。藤堂家宗家初代。

築城技術に長け、宇和島城今治城篠山城・津城・伊賀上野城・膳所城などを手掛けた。黒田孝高、加藤清正とともに築城の名人として知られる。

徳川家康に才と忠義を高く評価され、外様大名でありながら譜代大名格として重用された。富田家から引き継いだ安濃津藩の藩祖で、その後の藤堂氏12代の礎を築く。

寛永7年(1630年)10月5日に死去。その法号が寒松院殿前伊州羽林道賢高山権大僧都であり、「高山公」と通称される。これが当社号の由来となった。

当社は明治9年(1876年)の創始で、当初は安濃郡下部田村広明(現 津市)の八幡神社境内に神詞があった。

明治36年(1903年)に津城址の本丸跡に遷宮し、鎮座式大祝祭典も執行された。

昭和20年(1945年)の空襲で本社殿が全焼。その後復興したが、昭和44年(1969年)には公園整備のため、本丸跡から南西方向の内堀埋立地の現在地に移された。

【ご利益】
市の商工業の守護神、市民の氏神
高山神社(津市) - 明治創建、津城址に鎮座、安濃津藩祖で築城の名人・藤堂高虎を祀る
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高山神社(津市)の御朱印