京都北野の神像と同作と伝わる村上天神、縄文遺跡がある天津神
[住所]岐阜県高山市国府町村山626
[電話]-
天満神社(てんまんじんじゃ)は、岐阜県高山市国府町村山にある神社。通称は村山天神。天満宮とも、天神様とも。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 東山道神 飛騨国 荒城郡「大津神社」に比定される式内社(小社)の論社。
創立年代は不詳。室町時代の中流公家で武将の姉小路尹綱の軍が戦に敗れた際、同家に伝わっていた菅原公の本像がここに祀られた。
口伝によれば、この神像は京都北野天満宮の神像と同作ともいう。以来学問の神、天神宮として信仰を集めるようになった。
しかし、村山縄文遺跡がある。この遺跡は、県下で初めて発見された縄文式住居跡や多数の土器片や石器が出土している。県指定重要文化財。
境内には県の史跡に指定されている「竪穴式縄文住居遺跡」があり、境内全体が見事な社叢に包まれ、極めて良好な雰囲気を醸し出している。
非常に古くから祭祀が行われていた可能性があり、飛騨国造大八椅命が天津神社をこの地に祀ったのが始まり、ともされている。
式内社「大津神社」は、この天津の誤字の可能性がある、という根拠。あまり有力視はされていないが、祭祀の古さもこの考証に影響したことが考えられる。
通常、式内社「大津神社」は、飛騨市神岡町の大津神社に比定され、飛騨国総社である飛騨総社でも、飛騨国式内八社として、大津神社を奉斎している。
当社の御祭神は菅原道真・天津神で、建速魂神・天児屋根神を合祀している。建速魂神については、他には見えない神名で、不詳。例祭は9月15日。
高山市天満町に市指定文化財として、「天満神社石造鳥居」があるが、この鳥居は飛騨天満宮のもので、当社とは関係ない。
【ご利益】
地域・家内安全、学業・受験合格
【関連記事】
・岐阜県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、岐阜県に鎮座している神社の一覧
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天満神社(てんまんじんじゃ)は、岐阜県高山市国府町村山にある神社。通称は村山天神。天満宮とも、天神様とも。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 東山道神 飛騨国 荒城郡「大津神社」に比定される式内社(小社)の論社。
創立年代は不詳。室町時代の中流公家で武将の姉小路尹綱の軍が戦に敗れた際、同家に伝わっていた菅原公の本像がここに祀られた。
口伝によれば、この神像は京都北野天満宮の神像と同作ともいう。以来学問の神、天神宮として信仰を集めるようになった。
しかし、村山縄文遺跡がある。この遺跡は、県下で初めて発見された縄文式住居跡や多数の土器片や石器が出土している。県指定重要文化財。
境内には県の史跡に指定されている「竪穴式縄文住居遺跡」があり、境内全体が見事な社叢に包まれ、極めて良好な雰囲気を醸し出している。
非常に古くから祭祀が行われていた可能性があり、飛騨国造大八椅命が天津神社をこの地に祀ったのが始まり、ともされている。
式内社「大津神社」は、この天津の誤字の可能性がある、という根拠。あまり有力視はされていないが、祭祀の古さもこの考証に影響したことが考えられる。
通常、式内社「大津神社」は、飛騨市神岡町の大津神社に比定され、飛騨国総社である飛騨総社でも、飛騨国式内八社として、大津神社を奉斎している。
当社の御祭神は菅原道真・天津神で、建速魂神・天児屋根神を合祀している。建速魂神については、他には見えない神名で、不詳。例祭は9月15日。
高山市天満町に市指定文化財として、「天満神社石造鳥居」があるが、この鳥居は飛騨天満宮のもので、当社とは関係ない。
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