中村城址に相馬氏の祖・相馬師常を祀る、桜の名所、樹齢400年の藤
[住所]福島県相馬市中村字北町101
[電話]0244-35-3362

相馬神社(そうまじんじゃ)は、福島県相馬市にある神社。近代社格では県社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

明治12年、相馬氏の始祖相馬師常を御祭神とし、中村城(馬陵城)本丸跡に創建された。師常は、平安時代後期の保延5年(1139年)に千葉常胤の次子として生まれ、相馬中務太夫師國の家を継いだ。

相馬氏は、平将門の末裔とされ、代々下総の相馬郡一帯を領していたが、文治5年(1189年)、源頼朝の将である父常胤に従って平泉攻めに加わり、軍功をあげ、恩賞として八幡大菩薩の旗一旗と相馬地方を賜った。

師常は、常胤の子7人の中でも特に優れていたとされ、頼朝の信望も厚く、鎌倉四天王の一人に数えられた。鎌倉には師常が祀った八坂神社が「相馬天王」として現在も残る。

師常から数えて6代目相馬重胤の時、上杉景勝に通じ関ヶ原の戦いに参加しなかったことで、一時城地を没収されたが、徳川家康はその子相馬利胤を召し出し、6万石の本領を安堵し、それが明治維新まで続いた。

御祭神として、妙見菩薩こと天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)と相馬氏の氏神である平将門が勧請されている。

境内には、桜の名所で4月中旬が見頃となる馬陵城や19代相馬忠胤が植えたと伝わる、樹齢400年の藤があり、5月中旬の見頃には参拝者を楽しませる。藤は市指定天然記念物。

例祭は10月第1日・月曜日。例大祭・后例祭で神楽奉納、演芸奉納などが行われる。2月第1日曜日には福節祭があり、豆まきで鬼を追い払い、福を呼び込み、ふんどし姿で冷水をかぶる寒中みそぎがある。

20年ごとに本殿や社務所修理を行う式年遷宮がある。昭和49年(1974年)に第4回が行われたが、第5回は行われず、東日本大震災もあって、2025年を目処に第6回として、式年遷宮を準備している。

なお、中村城址には相馬家の氏神としての相馬中村神社もある。相馬三妙見社の一つで、「相馬野馬追」で知られる相馬中村神社は、妙見中村神社・中村神社とも呼ばれ、当社と混同されるが、別の神社である。

【ご利益】
地域・家内安全、子孫繁栄(公式HP
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相馬神社(相馬市)の御朱印