平将門が建立した妙見社が起源、歴代相馬藩主の厚い崇敬、相馬野馬追
[住所]福島県相馬市中村北町140
[電話]0244-35-3363
相馬中村神社(そうまなかむらじんじゃ)は、福島県相馬市にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。別名は妙見中村神社だが、中村神社と省略されることもある。
相馬三妙見社の一つで、御祭神は天之御中主神(妙見菩薩)である。相馬野馬追の出陣式はここで行われる。
起源は、相馬氏の始祖である平将門が承平年間(931年-937年)に下総国猿島郡に妙見社を建立したこと。これは、相馬太田神社・相馬小高神社の他の相馬三妙見社とも共通している。
戦国時代の16世紀後半には、中村城が相馬氏の北の居城となり、相馬盛胤や相馬隆胤などが中村城主となった。
慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いにより相馬氏は改易されたが、慶長16年(1611年)に旧領への復帰を果たして中村藩を立てた。
中村藩の初代藩主となった相馬氏第17代当主相馬利胤が、中村城内の南西に相馬氏の守護として妙見社を建立したのが当社の直接の起源となる。
現在の社殿は、江戸時代初期の寛永20年(1643年)、中村藩2代藩主で、相馬氏第18代当主相馬義胤により建立され、国の重要文化財に指定されている。
例祭は4月18日。桜花爛漫の頃で、参道の桜の美しさには定評がある。翌19日は婦人千人講の祈願祭が行われる。
野馬追祭は毎年7月。「相馬野馬追」として、国の重要無形民俗文化財に指定され、東北六大祭りの一つである。
中村城本丸跡には、戊辰戦争後の明治13年(1880年)に建立された相馬神社と、相馬野馬追に登場する馬を飼育する厩舎も立地している。
厩舎では通常10頭前後の馬が飼育されており、中には2010年の中山大障害優勝馬バシケーンなど元競走馬も複数繋養されている。
【ご利益】
騎乗・馬体安全、勝運、安産、大漁満足、海上安全(公式HP)
【関連記事】
・相馬三妙見社と相馬野馬追 - 将門が平安期に創建した妙見社に起源を持つ相馬地方の三社
・重要無形民俗文化財「相馬野馬追」 - 武士姿の騎馬戦による競技、福島・相馬
・福島県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福島県に鎮座している神社の一覧
[電話]0244-35-3363
相馬中村神社(そうまなかむらじんじゃ)は、福島県相馬市にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。別名は妙見中村神社だが、中村神社と省略されることもある。
相馬三妙見社の一つで、御祭神は天之御中主神(妙見菩薩)である。相馬野馬追の出陣式はここで行われる。
起源は、相馬氏の始祖である平将門が承平年間(931年-937年)に下総国猿島郡に妙見社を建立したこと。これは、相馬太田神社・相馬小高神社の他の相馬三妙見社とも共通している。
戦国時代の16世紀後半には、中村城が相馬氏の北の居城となり、相馬盛胤や相馬隆胤などが中村城主となった。
慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いにより相馬氏は改易されたが、慶長16年(1611年)に旧領への復帰を果たして中村藩を立てた。
中村藩の初代藩主となった相馬氏第17代当主相馬利胤が、中村城内の南西に相馬氏の守護として妙見社を建立したのが当社の直接の起源となる。
現在の社殿は、江戸時代初期の寛永20年(1643年)、中村藩2代藩主で、相馬氏第18代当主相馬義胤により建立され、国の重要文化財に指定されている。
例祭は4月18日。桜花爛漫の頃で、参道の桜の美しさには定評がある。翌19日は婦人千人講の祈願祭が行われる。
野馬追祭は毎年7月。「相馬野馬追」として、国の重要無形民俗文化財に指定され、東北六大祭りの一つである。
中村城本丸跡には、戊辰戦争後の明治13年(1880年)に建立された相馬神社と、相馬野馬追に登場する馬を飼育する厩舎も立地している。
厩舎では通常10頭前後の馬が飼育されており、中には2010年の中山大障害優勝馬バシケーンなど元競走馬も複数繋養されている。
【ご利益】
騎乗・馬体安全、勝運、安産、大漁満足、海上安全(公式HP)
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