奈良期から続く10月のどぶろく祭りと、全体としての国東のとうや行事
[住所]大分県杵築市大田沓掛1693
[電話]0978-52-2908

白鬚田原神社(しらひげたわらじんじゃ)は、大分県杵築市大田にある神社。近代社格では郷社。御祭神は天津日高彦穂瓊瓊杵命。どぶろく祭りで知られる。御朱印の有無は不明。

どぶろく祭りは、奈良時代の和銅3年(710年)から続くとされ、毎年10月17日・18日に行われる。断絶することなく続けてきたために、後述の許可が得られたとされる。

近年はどぶろく特区としてどぶろくの製造が認められてる地域も多いが、当社では構造改革特別区域(特区)が始まる前から、九州で唯一国税庁より許可されていた。

祭りは県の選択無形民俗文化財に選定されており、10月17日の前日祭と、18日の例大祭からなり、両日ともどぶろくが振る舞われる他、18日には神輿の行幸がある。

また、神社の名称にちなんで、黒髪の部、鬚の部の2つの部門で「鬚自慢コンクール」が行われる。

9月25日に始まって10月18日の例大祭まで続く行事は、「国東のとうや行事」として、西国東郡大田村の若宮八幡社のものとともに国の選択無形民俗文化財に選定されている。

【ご利益】
平安安寧、五穀豊穣、農業・畜産の神、家内安全
白鬚田原神社 - 奈良期から続く10月のどぶろく祭りと、全体としての国東のとうや行事
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