秀吉の難を逃れ山口から臼杵に遷座した天神、7月下旬に3日間の夏季大祭
[住所]大分県臼杵市福良352
[電話]0972-63-2739
福良天満宮(ふくらてんまんぐう)は、大分県臼杵市にある神社。菅原道真を祀る天神・天満宮。御朱印の有無は不明。
道真の後裔にあたる一氏族が周防国大畠を支配し、菅原姓を大畠姓に改め、代々守護していた天神像を、天正年間(1573年-1593年)、豊臣秀吉による全国征伐の難を逃れ、豊後国海部郡福良荘に勧請した。
慶長初期(1600年ごろ)、円誉上人が平清水に三重塔で知られる龍原寺と福良村小野路に称名寺を開山する。
慶長7年(1602年)、豊後国臼杵城主稲葉典通が鷹狩りの際に、愛鷹が行方不明となったため、願をかけるために称名寺に呼鷹殿を造営。藩主の崇敬社となる。
明治元年(1868年)、神仏分離令により天満神社と改称。明治28年(1895年)には現在の本殿を改築。昭和になって現社号に改称した。
平成14年(2002年)菅原道真公1100年大祭を実施した。道真の子孫で、第39代目太宰府天満宮宮司である西高辻信良が参列した。
毎年7月下旬に夏季大祭が開催される。初日は境内の瑜伽神社の例祭日、2日目は愛宕神社の例祭日、3日目の最終日が当社の例祭日となる。
岩戸神楽や赤獅子連が奉納され、神輿行列の神幸祭が行われる。最終日の夜に行われる八雲祓い(大蛇退治)は人気が高く、臼杵三大夏まつりに数えられる。
瑜伽神社・愛宕神社の他、境内社として、大塚幸兵衛ら、臼杵商人が繁盛を願った保食大神を祀った赤猫社があり、ゴールデンウィークに合わせて赤猫まつりが開催される。
境内は昭和57年(1982年)公開の映画『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』(主演:渥美清)のロケ地となった。
【ご利益】
商売繁盛、学業・受験合格
【関連記事】
・大分県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、大分県に鎮座している神社の一覧
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福良天満宮(ふくらてんまんぐう)は、大分県臼杵市にある神社。菅原道真を祀る天神・天満宮。御朱印の有無は不明。
道真の後裔にあたる一氏族が周防国大畠を支配し、菅原姓を大畠姓に改め、代々守護していた天神像を、天正年間(1573年-1593年)、豊臣秀吉による全国征伐の難を逃れ、豊後国海部郡福良荘に勧請した。
慶長初期(1600年ごろ)、円誉上人が平清水に三重塔で知られる龍原寺と福良村小野路に称名寺を開山する。
慶長7年(1602年)、豊後国臼杵城主稲葉典通が鷹狩りの際に、愛鷹が行方不明となったため、願をかけるために称名寺に呼鷹殿を造営。藩主の崇敬社となる。
明治元年(1868年)、神仏分離令により天満神社と改称。明治28年(1895年)には現在の本殿を改築。昭和になって現社号に改称した。
平成14年(2002年)菅原道真公1100年大祭を実施した。道真の子孫で、第39代目太宰府天満宮宮司である西高辻信良が参列した。
毎年7月下旬に夏季大祭が開催される。初日は境内の瑜伽神社の例祭日、2日目は愛宕神社の例祭日、3日目の最終日が当社の例祭日となる。
岩戸神楽や赤獅子連が奉納され、神輿行列の神幸祭が行われる。最終日の夜に行われる八雲祓い(大蛇退治)は人気が高く、臼杵三大夏まつりに数えられる。
瑜伽神社・愛宕神社の他、境内社として、大塚幸兵衛ら、臼杵商人が繁盛を願った保食大神を祀った赤猫社があり、ゴールデンウィークに合わせて赤猫まつりが開催される。
境内は昭和57年(1982年)公開の映画『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』(主演:渥美清)のロケ地となった。
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