八代城北の丸に筆頭家老父子を祀る、細川忠興お手植えの梅と庭園
[住所]熊本県八代市北の丸町2-25
[電話]0965-32-8805
松井神社(まついじんじゃ)は、熊本県八代市北の丸町にある神社。近代社格では郷社。御祭神は肥後細川氏筆頭家老の松井康之・松井興長の親子。例祭は11月23日。御朱印の有無は不明。
明治14年(1881年)、松井氏の旧家臣団をはじめ、ゆかりのある人々により創建された。鎮座地は八代城の北の丸だった場所。御祭神は、肥後細川氏筆頭家老であった松井家初代松井康之、2代興長。
境内地は、元和8年(1622年)に加藤正方が母である妙慶禅尼の隠居所を建てたところで、加藤家改易後は細川忠興(三斎)の住居地となり、松井興長が八代城主に任じられた後は、松井家代々の居館となった。
境内にある樹齢300年以上の梅の名木・臥竜梅(がりゅうぱい)が有名で、県指定天然記念物。三斎が「八代から百花の魁となる人材出でよ」と念じて、自ら植えたと伝えられている。
臥竜梅の他、鶯宿梅(おうしゅくばい)もある。もとは三斎が整備したとされる庭園もよく知られている。その池は、地震の備えのために石垣をもうけたという。
この石垣について、「武家諸法度」違反での改易の嵐が吹き荒れていた時で、三斎の子である藩主の細川忠利が非常に心配したために、三斎が江戸に赴き、自ら将軍の許可を得たとの説話がある。
近くには松浜軒や八代城址など近世八代をしのぶ建造物がある。すぐ近くの八代市立博物館未来の森ミュージアムでは、八代の歴史について詳しく知ることができる。
【ご利益】
家内安全、一族・子孫繁栄、文武両道

【関連記事】
・熊本県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、熊本県に鎮座している神社の一覧
[電話]0965-32-8805
松井神社(まついじんじゃ)は、熊本県八代市北の丸町にある神社。近代社格では郷社。御祭神は肥後細川氏筆頭家老の松井康之・松井興長の親子。例祭は11月23日。御朱印の有無は不明。
明治14年(1881年)、松井氏の旧家臣団をはじめ、ゆかりのある人々により創建された。鎮座地は八代城の北の丸だった場所。御祭神は、肥後細川氏筆頭家老であった松井家初代松井康之、2代興長。
境内地は、元和8年(1622年)に加藤正方が母である妙慶禅尼の隠居所を建てたところで、加藤家改易後は細川忠興(三斎)の住居地となり、松井興長が八代城主に任じられた後は、松井家代々の居館となった。
境内にある樹齢300年以上の梅の名木・臥竜梅(がりゅうぱい)が有名で、県指定天然記念物。三斎が「八代から百花の魁となる人材出でよ」と念じて、自ら植えたと伝えられている。
臥竜梅の他、鶯宿梅(おうしゅくばい)もある。もとは三斎が整備したとされる庭園もよく知られている。その池は、地震の備えのために石垣をもうけたという。
この石垣について、「武家諸法度」違反での改易の嵐が吹き荒れていた時で、三斎の子である藩主の細川忠利が非常に心配したために、三斎が江戸に赴き、自ら将軍の許可を得たとの説話がある。
近くには松浜軒や八代城址など近世八代をしのぶ建造物がある。すぐ近くの八代市立博物館未来の森ミュージアムでは、八代の歴史について詳しく知ることができる。
【ご利益】
家内安全、一族・子孫繁栄、文武両道

【関連記事】
・熊本県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、熊本県に鎮座している神社の一覧
コメント