鉄眼道光ゆかり、古くは宇佐八幡、平安期に石清水八幡宮の末社に
守山八幡宮(熊本県宇城市小川町南部田1108)
[住所]熊本県宇城市小川町南部田1108
[電話]0964-43-0655

守山八幡宮(もりやまはちまんぐう)は、熊本県宇城市小川町にある神社。近代社格では郷社。御祭神は、応神天皇神功皇后・姫大神。御朱印の有無は不明。

ほぼ南北に走る日岳山脈の主峰である標高243メートルの日岳の麓に鎮座する。由緒は古く、宇佐八幡宮の末社であったと伝えられる。

しかし、平安時代の永承6年(1051年)、男山八幡宮(石清水八幡宮)の末社として新装復興したといい、この年を創建年としている。

永承3年(1048年)から永承6年(1051年)にかけて社殿が造営され、男山八幡宮の社人高橋宗願が代官となって神幸を奉修した。

鉄眼一切経(黄檗版大蔵経(鉄眼版))で知られる江戸時代の禅僧・鉄眼道光は、当宮の社僧・佐伯浄信の子として生まれた。

なおその生家は、鉄眼道光自身により後に三宝寺と名付けられ、当宮に隣接している。

明治43年(1910年)に熊野座神社と合併した南小野神社を合祀している。その御祭神は、五十猛命・王位姫命・伊弉冉命・事解之男命・速玉男命・神功皇后。

例祭は10月15日。往時は神楽・流鏑馬・馬駈奉納があったが、現在では10月中旬に神楽・舞踊大会が行われる。

境内社として、稲荷神社(御祭神:宇迦之御魂神)がある。

【ご利益】
厄災除け、安産・子育て
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