木の神様の式内社、平安初期に牛頭天王を合祀、10月の秋祭りは7台のだんじり
[住所]兵庫県西宮市山口町下山口3-14-30
[電話]078-904-2251
公智神社(くちじんじゃ/こうちじんじゃ)は、兵庫県西宮市山口町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 摂津国 有馬郡「公智神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では県社。
御祭神は健速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)、久々能智神(くくのちのかみ)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)。例祭は10月で、秋祭。
創建年月日は不詳であるが、第8代孝元天皇の皇子大彦命の末裔久々智氏族が木の祖神久久能智神(句句廼馳神)を氏神として奉祀したのが始まりと伝えられている。
大化3年(647年)冬、孝徳天皇の有馬行幸の際の御用材を当社地より用い、その品質の良好なことを天皇が喜び、「功地山」の山名を賜る。「こうち」の現社号につながる。
貞観年間(859年-877年)に健速須佐之男命・奇稲田姫命を合祀し、天王宮・祇園牛頭天王と称された。
社伝によると、「堀河天皇の御代、承徳元年(1098年)の大洪水によって有馬温泉が潰泉した頃、霊夢ありて移遷す」とあり、現在地に遷座した。
中世以降、山口荘を支配した山口五郎左衛門が当社を深く崇敬祈願し、その子孫が寄進した手水鉢が現存している。現在の本殿は文政年間(1818年-1831年)に再建されたもの。
昭和4年(1929年)4月に県社に加列。拝殿・覆殿・社務所は昭和49年(1974年)に改築された。
旧神輿殿は室町時代の建立で、現在は市の文化財に指定されている。社叢は市指定天然記念物。境内には木の化石「珪化木(けいかぼく)」が多数配置されている。
例祭は10月で、秋祭。7基のだんじりの宮入りが壮観。
【ご利益】
木の神様、家内安全、夫婦円満(公式HP)
【関連記事】
・兵庫県の旧県社 | 府県社とは? - 旧県社(縣社)・旧府社、その都道府県の中で有力な神社
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[電話]078-904-2251
公智神社(くちじんじゃ/こうちじんじゃ)は、兵庫県西宮市山口町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 摂津国 有馬郡「公智神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では県社。
御祭神は健速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)、久々能智神(くくのちのかみ)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)。例祭は10月で、秋祭。
創建年月日は不詳であるが、第8代孝元天皇の皇子大彦命の末裔久々智氏族が木の祖神久久能智神(句句廼馳神)を氏神として奉祀したのが始まりと伝えられている。
大化3年(647年)冬、孝徳天皇の有馬行幸の際の御用材を当社地より用い、その品質の良好なことを天皇が喜び、「功地山」の山名を賜る。「こうち」の現社号につながる。
貞観年間(859年-877年)に健速須佐之男命・奇稲田姫命を合祀し、天王宮・祇園牛頭天王と称された。
社伝によると、「堀河天皇の御代、承徳元年(1098年)の大洪水によって有馬温泉が潰泉した頃、霊夢ありて移遷す」とあり、現在地に遷座した。
中世以降、山口荘を支配した山口五郎左衛門が当社を深く崇敬祈願し、その子孫が寄進した手水鉢が現存している。現在の本殿は文政年間(1818年-1831年)に再建されたもの。
昭和4年(1929年)4月に県社に加列。拝殿・覆殿・社務所は昭和49年(1974年)に改築された。
旧神輿殿は室町時代の建立で、現在は市の文化財に指定されている。社叢は市指定天然記念物。境内には木の化石「珪化木(けいかぼく)」が多数配置されている。
例祭は10月で、秋祭。7基のだんじりの宮入りが壮観。
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