内宮と外宮を祀る神明両社、1月15日の鎮花祭は豊凶占う筒粥神事
[住所]埼玉県久喜市菖蒲町上栢間3366
[電話]0480-85-4321
神明神社(しんめいじんじゃ)は、埼玉県久喜市にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 武蔵国 埼玉郡「宮目神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では県社。
創建は不詳。古くは天照皇大神、豊宇気毘売神、大宮売神の三神を祀ったが、現在は天照皇大神、豊宇気毘売神の二神を奉斎。
伊勢の神宮(伊勢神宮)の御分霊のため、その皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の両宮にあわせ、当社は近年まで神明両社と呼ばれていたという。
江戸時代、徳川家譜代の家臣内藤四郎左衛門正成が、栢間および新堀、三箇、戸ヶ崎、小林の旧五か村を領してから、五か村の総鎮守として以来、歴代の領主が厚く崇敬した。
明治6年(1873年)に村社となり、昭和16年(1941年)には郷社に昇格して現社号に改称、さらに昭和20年(1945年)に県社となった。
本殿は、天保8年(1835年)の建立で、昭和38年(1963年)に屋根を改修している。
毎年1月15日には、火防除と呼ばれる「鎮花祭」と、その火で粥を煮てその年の作物の豊凶を占う筒粥の神事が行われる。
筒粥の神事は、大鍋に米3合水6升を入れ、葦の節のないところを長さ7寸程度に切り、18本を簀状にして麻で結ぶ。一本一本の簀に米粒が入る数によって占い、多くの米粒が入ったものほど豊作とされている。
境内の社叢は、長さ550メートルの参拝林及び境内林から構成され、「神明神社の社叢」として県指定天然記念物に指定されている。
式内社「宮目神社」の論社は他に、加須市騎西の玉敷神社の境内社である宮目神社、熊谷市高本の高城神社、宮代町姫宮の姫宮神社がある。
【ご利益】
五穀豊穣・商売繁盛、開運招福

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神明神社(しんめいじんじゃ)は、埼玉県久喜市にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 武蔵国 埼玉郡「宮目神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では県社。
創建は不詳。古くは天照皇大神、豊宇気毘売神、大宮売神の三神を祀ったが、現在は天照皇大神、豊宇気毘売神の二神を奉斎。
伊勢の神宮(伊勢神宮)の御分霊のため、その皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の両宮にあわせ、当社は近年まで神明両社と呼ばれていたという。
江戸時代、徳川家譜代の家臣内藤四郎左衛門正成が、栢間および新堀、三箇、戸ヶ崎、小林の旧五か村を領してから、五か村の総鎮守として以来、歴代の領主が厚く崇敬した。
明治6年(1873年)に村社となり、昭和16年(1941年)には郷社に昇格して現社号に改称、さらに昭和20年(1945年)に県社となった。
本殿は、天保8年(1835年)の建立で、昭和38年(1963年)に屋根を改修している。
毎年1月15日には、火防除と呼ばれる「鎮花祭」と、その火で粥を煮てその年の作物の豊凶を占う筒粥の神事が行われる。
筒粥の神事は、大鍋に米3合水6升を入れ、葦の節のないところを長さ7寸程度に切り、18本を簀状にして麻で結ぶ。一本一本の簀に米粒が入る数によって占い、多くの米粒が入ったものほど豊作とされている。
境内の社叢は、長さ550メートルの参拝林及び境内林から構成され、「神明神社の社叢」として県指定天然記念物に指定されている。
式内社「宮目神社」の論社は他に、加須市騎西の玉敷神社の境内社である宮目神社、熊谷市高本の高城神社、宮代町姫宮の姫宮神社がある。
【ご利益】
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