室町期創建・市内最古のモダンな社、雨乞いに霊験、茄子のお供え
諏訪神社(山形県山形市諏訪町1-1-55)
[住所]山形県山形市諏訪町1-1-55
[電話]023-622-6358

諏訪神社(すわじんじゃ)は、山形県山形市諏訪町にある神社。近代社格では郷社。御祭神は建御名方神。山形諏訪神社などとも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

室町時代の創建。創建年代については、文明2年(1472年)という説、文明6年(1476年)という説の二通りの説がある。

第5代山形城主最上義春(?-1474年)の時代、戦乱の世ということもあって当地の民衆は非常に疲弊していた。ある夜、義春の枕元に白髪の老人が立ち、こう告げた。
我は諏訪神である。汝に信仰心あるならば、南東の樹木のあるところに祀りなさい
言い終わるやいなや老人の姿は夢枕から消えてしまう。このお告げを信じ、義春はすぐさま信州諏訪大社を勧請し、社殿の造営を行った。

その後、日照りが続いていたところに大雨が降り、農民たちが喜んだ。その大雨を受けての最初の収穫が茄子だったので、毎年茄子をお供えするようになったという。

そのため、雨乞い祈願の社として周辺では有名となった。明治12年(1879年)に郷社に列格。

市内最古の神社と言われているが、現在は鳥居・神門が白い石造りで、モダンな雰囲気を醸している。

大きな通りに面しているが、神門を抜けた先の境内まではそれを感じさせない静寂さがあり、参拝に人気の神社でもある。

日本のプロサッカーリーグ、Jリーグのモンテディオ山形が必勝祈願を行う神社である。

【ご利益】
勝運・必勝祈願、雨乞い・天候祈願、諸願成就
諏訪神社(山形市) - 室町期創建・市内最古のモダンな社、雨乞いに霊験、茄子のお供え
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諏訪神社(山形市)の御朱印