平安初期の創建、武田信玄の再興、紅白のサッカーボールを模した絵馬掛け
[住所]静岡県静岡市清水区小芝4-10
[電話]054-366-4842

小芝八幡宮(おしばはちまんぐう)は、静岡県静岡市清水区にある神社。近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

御祭神は、品陀和気命(ほんだわけのみこと)・大雀命(おおさざきのみこと)・武内宿弥(たけうちのすくね)。

平安時代初期、嵯峨天皇の弘仁2年(811年)の創建といわれ、古称家尻(江尻)の里に建立された。

戦国時代、今川氏に代った武田信玄が、永禄12年(1569年)、江尻城(小芝城)を築く際、今までの廃れた祠を境内に移し、八幡宮を鎮守の神として祀り、再興した。

慶長6年(1601年)、江尻城の廃城後、現在の地に移され、昭和8年(1933年)に本殿の造営などとともに、村社より郷社に昇格、旧東海道江尻宿九町の産土神として、人々の崇敬を集め、現在に至る。

何よりも境内にある絵馬掛けが特徴的。赤と白のサッカーボールを模したもの。宮司の手作りで、20世紀末、宮司の息子が「サッカーには、なぜお守りがないの」という疑問から始まった。

それからサッカーお守りを授けるようになり、サッカーボール型の絵馬を用意し、絵馬掛けまでに至った。

今では、試合の遠征に来た全国のサッカー少年や、家族での参拝者はもちろん、サッカー少年に恋する少女たちも参拝に来るというサッカー神社。ゴルフお守り、野球お守りもある。

管理している神社に、近隣の魚町稲荷神社がある。同社もサッカー神社としてよく知られている。

例祭は10月初旬。御輿渡御がある。

【ご利益】
必勝祈願、勝運、技芸・スポーツ上達、諸願成就
小芝八幡宮 - 平安初期の創建、武田信玄の再興、紅白のサッカーボールを模した絵馬掛け
【関連記事】
サッカー神社 - 関係者の崇敬社、日本代表から小学生・未就学児のサッカー選手・家族まで
静岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、静岡県に鎮座している神社の一覧
小芝八幡宮の御朱印