9月25日の例大祭は松前神楽や御神輿渡御、道内屈指の300もの露店が出店
[住所]北海道夕張郡栗山町桜丘2-320
[電話]0123-72-1370

栗山天満宮(くりやまてんまんぐう)は、北海道夕張郡栗山町にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

アイヌの口碑によると、当地は古来神を祀る霊境であったとされる。近代に入り、当地では夕張川沿に散住していた7、8戸の開拓者が森林の中に祭壇を設け、小祠を形成し、崇拝した。

明治21年(1888年)、富山・宮城県人が入植して開拓が進められ、明治24年(1891年)には鉄道が敷設され、明治26年(1893年)に開通した。

当時、この地はアイヌ語でウエンベツブトと呼ばれていたが、栗の木が多かったところから栗山と呼ばれるようになった。

人家も30戸と増え、有志が首唱し、明治24年に栗山神社と称した小社殿を建築し、太宰府天満宮の御分霊を奉祀、菅原道真公を御祭神とした。

大正14年(1925年)に社殿、拝殿を大々的に造営し、昭和4年(1929年)に村社に昇格、昭和27年(1952年)、現社号に改称した。

大正12年(1923年)5月15日に創祀された栗山稲荷神社(御祭神:稲荷大神)を昭和39年(1964年)5月30日に合祀した。

昭和43年(1968年)の開道100年を記念し、現境内地に昭和44年(1969年)に新本殿・拝殿・社務所を造営、今日に至る。

例祭は9月25日で例大祭。前日の24日が宵宮祭で、松前神楽が奉納される。25日当日は本祭の後、御神輿渡御、獅子舞、担ぎ神輿(東風梅)がある。翌日の26日が後祭り。

かつては各地の祭礼を回った露店商たちが最後に集まっていたことから、今でも祭典期間中は約1キロにわたって300を超える露店が出店、その規模は道内屈指とされる。

各地の芸能が披露される他、「くりやま味覚まつり」もある。

1月15日にはどんど焼き(左義長祭)があり、11月22日には豊穣に感謝し、奉納されたもち米を神前に供え、配られる餅まきがある。

プロ野球の北海道日本ハムファイターズが必勝祈願する神社としても知られている。

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栗山天満宮 - 9月25日の例大祭は松前神楽や御神輿渡御、道内屈指の300もの露店が出店
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