遠州小笠山の熊野社、天狗伝承と11月に創建時から1300年以上続く神事「矢矧祭」
[住所]静岡県掛川市入山瀬852
[電話]-
小笠神社(おがさじんじゃ)は、静岡県掛川市、小笠山にある神社。近代社格では郷社。御朱印の有無は不明。
第42代文武天皇の命により、飛鳥時代末期の大宝元年(701年)9月に熊野三山を勧請して創建された。御祭神は事解男尊、伊弉册尊、速玉男尊の3柱。
同時に創建された掛川市の三熊野神社、御前崎市の高松神社とともに「遠州の熊野三山」と称される。三熊野神社による伝えによれば、当社は熊野那智大社に相当する。
参道には樹高が20メートルほどのスギがあり、樹齢が400年以上と推定されることから、平成2年(1990年)に小笠郡大東町により天然記念物として文化財指定されている。
11月には「矢矧祭」(やはぎさい)と呼ばれる神事が行われている。五穀豊穣、家内安全、安産を祈願する神事であり、創建以来1300年以上続く祭礼とされている。
神職が桑で作られた弓で、竹の破魔矢を8本放ち、氏子たちが競って取り合い、その矢を近隣の多聞天神社に奉納する。
多聞天神社は隣接しており、関係が深い。多聞天神社が現在の地に創建された理由について、伝承によれば、小笠山に天狗が住んでおり、近隣の住民が天狗を多聞天として祀ったからとされている。
なお、鎮座している「小笠山憩いの森」は駐車場から続くハイキングコースにあるトイレやトンネルなど心霊スポットとしても知られ、当社そのものも時に心霊スポットとして注目されることがある。
【ご利益】
リフレッシュ、身体壮健、五穀豊穣、家内安全、安産

【関連記事】
・遠州の熊野三山 - 今から1300年前の飛鳥時代末期に紀州熊野を勧請した静岡県の熊野三社
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小笠神社(おがさじんじゃ)は、静岡県掛川市、小笠山にある神社。近代社格では郷社。御朱印の有無は不明。
第42代文武天皇の命により、飛鳥時代末期の大宝元年(701年)9月に熊野三山を勧請して創建された。御祭神は事解男尊、伊弉册尊、速玉男尊の3柱。
同時に創建された掛川市の三熊野神社、御前崎市の高松神社とともに「遠州の熊野三山」と称される。三熊野神社による伝えによれば、当社は熊野那智大社に相当する。
参道には樹高が20メートルほどのスギがあり、樹齢が400年以上と推定されることから、平成2年(1990年)に小笠郡大東町により天然記念物として文化財指定されている。
11月には「矢矧祭」(やはぎさい)と呼ばれる神事が行われている。五穀豊穣、家内安全、安産を祈願する神事であり、創建以来1300年以上続く祭礼とされている。
神職が桑で作られた弓で、竹の破魔矢を8本放ち、氏子たちが競って取り合い、その矢を近隣の多聞天神社に奉納する。
多聞天神社は隣接しており、関係が深い。多聞天神社が現在の地に創建された理由について、伝承によれば、小笠山に天狗が住んでおり、近隣の住民が天狗を多聞天として祀ったからとされている。
なお、鎮座している「小笠山憩いの森」は駐車場から続くハイキングコースにあるトイレやトンネルなど心霊スポットとしても知られ、当社そのものも時に心霊スポットとして注目されることがある。
【ご利益】
リフレッシュ、身体壮健、五穀豊穣、家内安全、安産

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