米沢市、直江兼続・上杉景勝の屋敷跡に上杉鷹山と、兼続・景勝らを祀る
[住所]山形県米沢市丸の内1-1
[電話]0238-22-3189

松岬神社(まつがさきじんじゃ)は、山形県米沢市丸の内の松が岬公園、米沢城址にある神社。近代社格では県社上杉神社の摂社。参拝すれば、「なせば成る」などとある御朱印を頂ける。

上杉鷹山、上杉景勝、直江兼続、細井平洲、竹俣当綱、莅戸善政を祀る。ここは、もとの直江兼続の屋敷で、その後米沢城主となった上杉景勝の屋敷となった場所で、境内には鷹山が次期藩主治広に与えた「伝国の辞」の石碑が建っている。

明治に入ると上杉謙信の祠堂を改めた上杉神社に合祀された米沢藩中興の大名・上杉鷹山は、明治35年(1902年)に上杉神社が別格官幣社に列せられるに際し、米沢城二の丸世子御殿跡に設けた摂社へ遷されることとなった。

大正元年(1912年)9月28日には神殿が造営され、県社に列した。あわせて神餞幣公料供進神社にも指定された。

大正8年(1919年)の米沢大火で焼失した春日神社を合祀。春日神社が昭和56年(1981年)に上杉神社南側に再建されるまで、併せて祀っていた。

大正12年(1923年)4月に米沢藩2代上杉景勝、また米沢市制施行50周年にあたる昭和13年(1938年)には、景勝の家老である直江兼続、鷹山の師・細井平洲、鷹山の下で活躍した竹俣当綱・莅戸善政を合祀した。

境内東側に上杉鷹山の銅像がある。意匠は上杉神社参道に立つ像と異なる。

例祭は春祭が4月30日、秋祭が9月9日。春祭は米沢上杉まつり(4月29日-5月3日)期間中に行われ、多くの参拝客で賑わう。

太刀 銘助宗 拵革柄革包太刀 上杉景勝所用が国の重要文化財に指定されている。

【ご利益】
勝運・武運長久、学業・受験合格
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松岬神社の御朱印