第六天社と呼ばれた「万物生成」「人間関係を調整する」神
[住所]東京都墨田区押上2-37-9
[電話]03-3611-3459

高木神社(たかぎじんじゃ)は、東京都墨田区押上にある神社。近代社格では村社。旧寺島新田の鎮守で、御祭神は高皇産霊神。参拝すれば、御朱印を頂ける。区内の向島に同名神社がある。押上高木神社とも。

応仁2年(1468年)の創祀。昔は第六天社といい、文化2年(1805年)の書上帳には「拝殿無之候、社高一丈一尺」とあり、天台宗正圓寺が別当だった。

『新編武蔵風土記稿』には、「一は真光寺持、一は正円寺持」とあるので、以前は真光寺が別当だった時期があったのかもしれない。

江戸名所図会』にも記載されており、明治になり神仏分離後は現社号に改めた。明治35年(1902年)10月に拝殿を新築し、その後神楽殿・神輿庫・社務所などが新築された。

昭和15年(1940年)6月に村社に列格した。例祭は6月7日。

御祭神の神話における役割から、「万物生成」「人間関係を調整する」「交渉事を成就させる」などの御神徳があると崇敬され続け、今日に至っている。

【ご利益】
健康長寿、交渉円満、家内安全
高木神社(墨田区押上) - 第六天社と呼ばれた「万物生成」「人間関係を調整する」神
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