平安初期の創建、疫病除け・天王祭が有名、区内最大の氏子地域
[住所]東京都荒川区南千住6-60-1
[電話]03-3891-8281
素盞雄神社(すさのおじんじゃ)は、東京都荒川区南千住にある神社。近代社格では郷社。御祭神は素盞雄大神と飛鳥大神。地元では天王様と呼ばれている。参拝すれば、御朱印を頂ける。
平安時代初期、延暦14年(795年)、役小角の弟子・黒珍が、牛頭天王・飛鳥権現の二柱の神が降臨した奇岩を祀って創建したと伝えられる。
創建以来、二柱を別々の社殿に奉斎していたが、享保3年(1718年)に焼失し、享保12年(1727年)に瑞光殿を建築して合祀した。
古くから疫病除けで知られ、『江戸名所図会』にも記載がある。安政5年(1858年)、江戸にコレラが流行した際は疫除守を求めて参詣者が群れ集まった。
御祭神が降臨した瑞光石(ずいこうせき)は、元治元年(1864年)、浅間神社を祀り、富士塚とした。門前の茶店では疫病除けの麦藁の蛇が土産に売られた。
明治初期の廃仏毀釈により御祭神名を素盞雄大神・飛鳥大神に改め、現社号に改称した。現在は区内で最も広い地域(町屋地区・南千住地区・三河島地区)の61カ町に氏子を持つ。
例祭は6月3日で、天王祭。京都の祇園祭と同様、夏に流行する疫病を祓う祭。
本祭は天文10年(1541年)以来3年に一度となり、例祭の次の土日に本社神輿渡御が行われ、稲田姫の山車人形が飾られる。陰祭が本祭以外の年に斎行、町内神輿やこども神輿が繰り出される。
9月15日が飛鳥祭で、湯立神事が行われる。なお、松尾芭蕉の『奥の細道』旅立ちの記念碑がある。兼務神社に千住大橋の守護神として知られる古社・南千住熊野神社などがある。
【ご利益】
厄災除け、家内安全、交通安全、商売繁盛など(公式HP)
【関連記事】
・『江戸名所図会』に掲載されている神社 - 文字通り「特筆」に値する江戸期からの名社
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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素盞雄神社(すさのおじんじゃ)は、東京都荒川区南千住にある神社。近代社格では郷社。御祭神は素盞雄大神と飛鳥大神。地元では天王様と呼ばれている。参拝すれば、御朱印を頂ける。
平安時代初期、延暦14年(795年)、役小角の弟子・黒珍が、牛頭天王・飛鳥権現の二柱の神が降臨した奇岩を祀って創建したと伝えられる。
創建以来、二柱を別々の社殿に奉斎していたが、享保3年(1718年)に焼失し、享保12年(1727年)に瑞光殿を建築して合祀した。
古くから疫病除けで知られ、『江戸名所図会』にも記載がある。安政5年(1858年)、江戸にコレラが流行した際は疫除守を求めて参詣者が群れ集まった。
御祭神が降臨した瑞光石(ずいこうせき)は、元治元年(1864年)、浅間神社を祀り、富士塚とした。門前の茶店では疫病除けの麦藁の蛇が土産に売られた。
明治初期の廃仏毀釈により御祭神名を素盞雄大神・飛鳥大神に改め、現社号に改称した。現在は区内で最も広い地域(町屋地区・南千住地区・三河島地区)の61カ町に氏子を持つ。
例祭は6月3日で、天王祭。京都の祇園祭と同様、夏に流行する疫病を祓う祭。
本祭は天文10年(1541年)以来3年に一度となり、例祭の次の土日に本社神輿渡御が行われ、稲田姫の山車人形が飾られる。陰祭が本祭以外の年に斎行、町内神輿やこども神輿が繰り出される。
9月15日が飛鳥祭で、湯立神事が行われる。なお、松尾芭蕉の『奥の細道』旅立ちの記念碑がある。兼務神社に千住大橋の守護神として知られる古社・南千住熊野神社などがある。
【ご利益】
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