海老江に鎮座する平安時代創建の古社、だんじりや頭屋行事
[住所]大阪府大阪市福島区海老江6-4-2
[電話]06-6451-0264
八坂神社(やさかじんじゃ)は、大阪府大阪市福島区海老江にある神社。近代社格では村社。海老江八坂神社とも。御祭神は素盞鳴尊。参拝すれば、御朱印を頂ける。
海老洲と呼ばれた砂洲が開拓された折に創建されたとされ、以前は牛頭天王社と称した。住吉大社の「難波古図」(平安時代中期の天暦元年(947年))に海老洲が出てくる。
境内に天治とも大治とも読める石燈籠がある。天治年間は1124年-1126年、大治年間は1126年-1131年であり、どちらにしろ平安時代後期。
社伝に南北朝時代後期の永徳3年(1383年)霜月、社殿再建とある。
また、淀川対岸の花川には鼻川神社があり、その社伝によれば、神功皇后の時代に当社を勧請したとも読み取れる。そうであれば、当社も神功皇后の時代から存在していたことになる。
元亀元年(1570年)、織田信長が野田城の三好一族を攻めた時、荒木村重に命じて陣馬・陣刀を奉納して戦勝を祈願した。その際のものとされる太刀が現存する。
文禄3年(1594年)の検地では除地とある。
明暦元年(1655年)、氏子の道意翁が尼崎で新田開発して、当社の分霊を奉斎した。現在の道意神社である。
明治元年(1868年)の神仏分離で現社号に改称し、明治5年(1872年)に村社に列す。明治42年(1909年)6月、神饌幣帛料供進社に指定される。
例祭は夏季と秋季の2季。夏季が7月中旬、秋季が10月中旬。双方ともに地車・太鼓が出て、だんじり踊りがある。
12月15日には宮座神事がある。当日深夜に女人禁制で頭屋で調理された神餞が献進される。「海老江八坂神社の頭屋行事」として、府の記録選択無形民俗資料に指定されている。
境内社に豊郷稲荷神社、海老江神社、北向社などがある。
【ご利益】
厄災除け、身体壮健(公式HP)
【関連記事】
・大阪府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、大阪府に鎮座している神社の一覧
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八坂神社(やさかじんじゃ)は、大阪府大阪市福島区海老江にある神社。近代社格では村社。海老江八坂神社とも。御祭神は素盞鳴尊。参拝すれば、御朱印を頂ける。
海老洲と呼ばれた砂洲が開拓された折に創建されたとされ、以前は牛頭天王社と称した。住吉大社の「難波古図」(平安時代中期の天暦元年(947年))に海老洲が出てくる。
境内に天治とも大治とも読める石燈籠がある。天治年間は1124年-1126年、大治年間は1126年-1131年であり、どちらにしろ平安時代後期。
社伝に南北朝時代後期の永徳3年(1383年)霜月、社殿再建とある。
また、淀川対岸の花川には鼻川神社があり、その社伝によれば、神功皇后の時代に当社を勧請したとも読み取れる。そうであれば、当社も神功皇后の時代から存在していたことになる。
元亀元年(1570年)、織田信長が野田城の三好一族を攻めた時、荒木村重に命じて陣馬・陣刀を奉納して戦勝を祈願した。その際のものとされる太刀が現存する。
文禄3年(1594年)の検地では除地とある。
明暦元年(1655年)、氏子の道意翁が尼崎で新田開発して、当社の分霊を奉斎した。現在の道意神社である。
明治元年(1868年)の神仏分離で現社号に改称し、明治5年(1872年)に村社に列す。明治42年(1909年)6月、神饌幣帛料供進社に指定される。
例祭は夏季と秋季の2季。夏季が7月中旬、秋季が10月中旬。双方ともに地車・太鼓が出て、だんじり踊りがある。
12月15日には宮座神事がある。当日深夜に女人禁制で頭屋で調理された神餞が献進される。「海老江八坂神社の頭屋行事」として、府の記録選択無形民俗資料に指定されている。
境内社に豊郷稲荷神社、海老江神社、北向社などがある。
【ご利益】
厄災除け、身体壮健(公式HP)
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