出雲福徳神社（いずもふくとくじんじゃ）は、岐阜県中津川市坂下にある神社。坂下出雲福徳神社とも呼ばれる。大国主命を主祭神とし、事代主命・神日本磐余彦命・三宝荒神も祀る。御朱印の有無は不明。

昭和7年（1932年）、島根県の出雲大社より御分霊を勧請し、この地に鎮座する。平成7年（1995年）、高さ約2.2メートルの恵比寿、大黒の石像を祀る。

基本的には無人の神社であるが、毎年1月5日に例祭「えびす大祭」が行なわれ、商売繁盛、金運上昇を願う参拝者で賑わう。

初えびす祭、五日えびす大祭、五日えびす祭とも呼ばれるこの時のみ社務所が開かれ、様々なお守り、縁起物が出される。

境内にある金精神社の御神体は、昭和57年（1982年）頃、近くの河川改修工事の際発掘された男根型の石像で、縄文時代の家屋の屋根に付けられた物という。

この数年、当社に参拝し、恵比寿様と大黒様の石像のお腹をさわって願いをかけると宝くじがあたるという評判がたっている。

このことが口コミや雑誌、インターネットで話題となり、県内外からの参拝者がある。事実当選者のお礼の手紙が多いという。社号からも縁起の良い名前を持つ神社の一つ。

前記の通り社務所が開くのは年に1回のみだが、最近は境内内に売店があり、月・水・金曜日が休み、火・木・土・日曜日と祝日に開店しているという。当社の縁起物の一部は、近くの道の駅「きりら坂下」で入手可能。

縁起物には、宝くじなどを保管する招福箱、縁結びのお守り、金運アップグッズ・ストラップ・お守り・小判、開運絵馬、財布の中に入れる福の神カード、一位合格箸、御札などがある。

当社の境内は、もともと坂下神社の境内の一部。現在もこの2つの神社は隣接している。

【ご利益】
縁結び・商売繁盛・福徳円満・家内安全・五穀豊穣・国土安穏・火災予防（公式HP）

【関連記事】
・縁起の良い名前を持つ神社 - 社名に「宝」「金」など、金運・宝くじ当選のパワースポット
・岐阜県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、岐阜県に鎮座している神社の一覧