淡路、国産み・神産みの舞台に鎮座する縁結びや安産などパワースポット
[住所]兵庫県南あわじ市榎列下幡多415
[電話]0799-42-5320

おのころ島神社(おのころじまじんじゃ、自凝島神社)は、兵庫県南あわじ市、旧三原町にある神社。日本発祥の地の候補の一つであり、パワースポットとして人気がある。参拝すれば、御朱印を頂ける。

難読であるため、もっぱらひらがな表記が用いられているが、正式名称は漢字表記。磤馭盧島神社という表記もあるが、これはほとんど使われていない。

伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉冉命(いざなみのみこと)を主祭神として、菊理媛命(きくりひめのみこと)を合祀する。

当社が鎮座する丘が両神による国産み・神産みの舞台となった自凝島であると伝えている。このことから縁結びや安産などの御利益があるといわれる。

当社を西側に降りると産宮神社(お砂所)がある。この塩砂は、大八洲の国生みの故事である「天の沼矛」から滴り落ちた塩とされ、安産に特にご利益があるとされる。

高さ21.7メートルの大きな鳥居がランドマークとなっている(神社の鳥居、高さランキング)。この鳥居は平安神宮及び厳島神社と並び日本三大大鳥居の一つに数えられる。

大鳥居を潜るとすぐ脇に大きな松の木がある。福の松葉「三鈷(さんこ)の松」と呼ばれ、松葉が三つに分かれており、縁起物とされている。

正殿の東側に古い夫婦松(こえ松)の御神木がある。また、伊弉諾命・伊弉册命が夫婦の契りを学んだとされる鶺鴒石がある。

春大祭が5月3日、夏祭が7月8日。境内摂社として、当社拝殿の奥に八百萬神社(例祭:9月1日)がある。当社の東側および南側には無料駐車場がある。

2006年3月3日に辺見えみりが自身のブログの中で、木村祐一との交際が始まる以前に当社を参拝し、縁結びのお守りを購入していたことを明かした。これが影響し、それまで1日に2、3人程度であった参拝客が10倍以上増加したという。

当社西側を流れる三原川には朱色の欄干の「おのころ橋」がかかっている。さらに西に進むと、葦原国や天の浮橋がある。

なお、同じ南あわじ市でも、淡路島本島の南に浮かぶ沼島にはおのころ神社というよく似た社号の神社があるが、当社とは別の神社。ただし、日本発祥の地の候補という点では共通点がある。

【ご利益】
健康長寿・良縁堅固・夫婦和合・安産塩砂(公式HP
おのころ島神社 - 淡路、国産み・神産みの舞台に鎮座する縁結びや安産などパワースポット
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