甲子園球場に隣接する阪神タイガースの選手やファンが集う社
[住所]兵庫県西宮市甲子園町2-40
[電話]0798-41-4556

素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)は、兵庫県西宮市甲子園町にある神社。近代社格では無格社。甲子園素盞嗚神社とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

阪神甲子園球場が隣接し、阪神タイガース選手やファン、高校野球関係の必勝祈願者が多く、甲子園神社・タイガース神社とも呼ばれる。

「勝ちあがり守」を始めとして野球のボール型やベース型のユニークなお守りや、タイガース絵馬がある。

創建年代は不詳。本殿柱に元禄年間(1688年-1704年)及び天保年間(1831年-1845年)に度々再建された記録が残っていた。

江戸時代までは牛頭天王社と称され、牛頭天王を祭神としていた。明治初期の廃仏毀釈により御祭神名を素盞嗚命へ改め、現社号に改称した。

当地は武庫川の支流である枝川と申川の分流点であったが、大正13年(1924年)、廃川になった枝川・申川の跡に甲子園大運動場(現 阪神甲子園球場)が完成。

昭和20年(1945年)、阪神大空襲に至る一連の空襲で社殿は焼失したが、戦後に再建された。現在は、素戔嗚尊奉祀神社「全国清々会」に加盟している。

境内には元戎社がある。地元の漁師が網に掛かったえびす像を西宮神社に祀る前に、当地に祀ったと言われている。

また、野球塚がある。阪神タイガース元選手・監督を務めた岡田彰布が寄贈建立。塚の前にはベース型の敷石がある。

例祭は10月19日・20日。7月15日と16日には夏越祭がある。

【ご利益】
勝運・武運長久、必勝祈願、厄災除けなど
素盞嗚神社(西宮市) - 甲子園球場に隣接する阪神タイガースの選手やファンが集う社
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素盞嗚神社(西宮市)の御朱印