『続日本後紀』に記載された鳴子温泉の誕生で創祀、相撲が有名
[住所]宮城県大崎市鳴子温泉湯元31-1
[電話]0229-82-2320
温泉神社(おんせんじんじゃ)は、宮城県大崎市の鳴子温泉にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「温泉神社(陸奥国・玉造郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。鳴子温泉神社などとも。温泉に関わる式内社である。
御祭神は大己貴命・少彦名命。例祭は旧8月8日、9月7日-9日で9月第1土・日曜日など。後述の相撲の他、全国こけし祭りなどが行われる。境内にはこけしの碑がある。
『続日本後紀』に「仁明天皇の御代、承和4年(837年)4月、鳥谷ヶ森にわかに鳴動すること数日、遂に爆発し熱湯を噴出、河となって流れた。
里人は驚いて朝廷に報告した。朝廷は温泉の神を祀り、この年10月9日從五位下を賜る」とある。
鳥屋山の噴火であり、里人は当時この湯を鳴声(なきご)の湯と称した。これが現町名の鳴子(なるご)の起りである。『延喜式神名帳』にも記載された。
同じく式内社である愛媛道後温泉の湯神社、兵庫有馬温泉の湯泉神社、栃木那須温泉の湯泉神社、福島湯本温泉の温泉神社とは類社で、特に島根県の玉作湯神社とは深い縁があるとされる。
明治7年(1874年)には村社に列し、 昭和19年(1944年)、神饌幣帛料供進神社に指定された。昭和10年(1935年)、拝殿建立に続き、昭和19年には本殿が竣工をみた。総欅権現造。
例祭には相撲の奉納が行われる。文治5年(1189年)、源頼朝が平泉の藤原泰衡を征討した際に当社に戦勝を祈願し、配下の勇士による相撲を奉納したことに由来するという。
鳴子相撲は九州の「明鳥」、東京の「浅草」と並び、 日本の三大田舎相撲の一つ。
当社から近く、川渡温泉には温泉石神社という別の式内社がある。
【ご利益】
縁結び、五穀豊穣、病気平癒、医薬など

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温泉神社(おんせんじんじゃ)は、宮城県大崎市の鳴子温泉にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「温泉神社(陸奥国・玉造郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。鳴子温泉神社などとも。温泉に関わる式内社である。
御祭神は大己貴命・少彦名命。例祭は旧8月8日、9月7日-9日で9月第1土・日曜日など。後述の相撲の他、全国こけし祭りなどが行われる。境内にはこけしの碑がある。
『続日本後紀』に「仁明天皇の御代、承和4年(837年)4月、鳥谷ヶ森にわかに鳴動すること数日、遂に爆発し熱湯を噴出、河となって流れた。
里人は驚いて朝廷に報告した。朝廷は温泉の神を祀り、この年10月9日從五位下を賜る」とある。
鳥屋山の噴火であり、里人は当時この湯を鳴声(なきご)の湯と称した。これが現町名の鳴子(なるご)の起りである。『延喜式神名帳』にも記載された。
同じく式内社である愛媛道後温泉の湯神社、兵庫有馬温泉の湯泉神社、栃木那須温泉の湯泉神社、福島湯本温泉の温泉神社とは類社で、特に島根県の玉作湯神社とは深い縁があるとされる。
明治7年(1874年)には村社に列し、 昭和19年(1944年)、神饌幣帛料供進神社に指定された。昭和10年(1935年)、拝殿建立に続き、昭和19年には本殿が竣工をみた。総欅権現造。
例祭には相撲の奉納が行われる。文治5年(1189年)、源頼朝が平泉の藤原泰衡を征討した際に当社に戦勝を祈願し、配下の勇士による相撲を奉納したことに由来するという。
鳴子相撲は九州の「明鳥」、東京の「浅草」と並び、 日本の三大田舎相撲の一つ。
当社から近く、川渡温泉には温泉石神社という別の式内社がある。
【ご利益】
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