「日本一のだいこく様」がある甲子の神、甲子園・野球の神で各種お守り
[住所]群馬県甘楽郡下仁田町上小坂1248
[電話]0274-82-5671

中之嶽神社(なかのたけじんじゃ、中之岳神社)は、群馬県甘楽郡下仁田町にある神社。鏑川七福神の大黒天である。参拝すれば、御朱印を頂ける。

妙義山の南麓に鎮座する轟岩(とどろきいわ)を御神体とする巨岩信仰の神社で、轟岩に隣接して拝殿が建立されており、本殿を持たない社殿形式となっている。

日本武尊が東征の際、妙義山に登嶽したことにちなみ、第29代欽明天皇の時代に妙形氏によって創建されたと伝わる。江戸時代には小幡藩の鎮守社とされた。御祭神は日本武尊の他、16柱。例祭は10月15日。

境内には、中之嶽大国神社があり、御祭神は大国主命の他、10柱。第52代嵯峨天皇の弘仁9年(819年)、大納言藤原冬嗣と空海(弘法大師)が登嶽し奉斎したと伝わる。

開運・厄除の神として称せられ講中の参拝が数百年続いている。大国主命は大黒天として祀られ、平成17年(2005年)には金色の日本一大きい大黒像(高さ20メートル、重さ8.5トン)が鎮座している。

この「日本一のだいこく様」は、剣を持っているめずらしい姿。

大黒天は子の神様であり、下記の甲子祭との関わりから、同じく甲子の由来を持つ高校野球の聖地・甲子園にあやかりたい野球チームの参拝もあり、野球の神様としてお守りも各種取り揃えている。郵送なども受け付けている(参考)。

年6回ある甲子日の前日に甲子祭が斎行される。いわゆる子の日・子の刻参りで、300年の歴史がある。甲子とは「気が栄える」という意味があり、御祭神の御神徳・ご利益を最大限に授かることができるという。

境内には神社が経営する中之嶽ドライブインがあり、お土産の購入や食事ができる。

【ご利益】
厄災除け、病魔退散、開運招福、金運(公式HP
中之嶽神社 - 「日本一のだいこく様」がある甲子の神、甲子園・野球の神で各種お守り
【関連記事】
群馬県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、群馬県に鎮座している神社の一覧
中之嶽神社の御朱印