朝日森天満宮（あさひもりてんまんぐう）は、栃木県佐野市天神町にある神社。菅原道真を祀る天神・天満宮。近代社格では県社。佐野の氏神として、学問の神様、天神様と呼ばれ親しまれている。参拝すれば、御朱印を頂ける。

かつては「旭森」とも書かれた。所在地の地名「天神町」はこの神社に由来する。佐野市の中心市街の北部に位置し、東側に栃木県立佐野高等学校が隣接している。

治安3年（1023年）、藤原秀郷の7代の孫足利家綱が冤罪を受けた際、太宰府天満宮に参籠して一心に祈念したことで救われたため、天神を勧請したのが始まり。

当初は唐澤山の天神沢にあった。唐澤山は秀郷ゆかりで、現在は秀郷を祀る唐澤山神社がある。

慶長7年（1602年）に現在地に移転。明治5年（1872年）に朝日森神社に改称して、郷社に列する。昭和12年（1937年）、社殿の建て替えが行われ、昭和14年（1939年）に県社に列した。

例祭は4月25日。7月には夏祭がある。初春になると参道の梅が満開となり見物客が絶えない。境内にある撫牛も人気。

【ご利益】
学業・受験合格、諸願成就

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