さぬき十五社とは？ : 神社と古事記

讃岐うどんばかりではない、歴史を感じられるパワースポットが勢ぞろい

さぬき十五社（さぬきじゅうごしゃ）は、讃岐国・香川県にある15の神社で、これらの巡拝を指す。讃岐十五社、讃岐15社、さぬき15社など。

お遍路・四国八十八箇所に含まれる県の一つとして、また、四国八十八箇所が空海（弘法大師）ゆかりであることを考えると、ど真ん中の中核となる讃岐国。うどん県の讃岐うどんばかりではない、巡拝はもとより盛んな土地柄といえる。

番号が振られており、香川県を東から西へ移動していく感じになるのが、さぬき十五社。47都道府県でも小さいとされる香川県ながら、その東から西までの横断となると相応の距離があり、1日で巡るのは無理。

番号の通り順番に参拝する必要は必ずしもないかもしれない。無理なく巡拝できるスケジュールやコースを考えたいもの。

歴史情緒あふれる讃岐国を体現するように、この15社には、豊玉姫命や亀・鰐、倭迹々日百襲姫命、日本武尊、最澄、空海、菅原道真、安倍晴明、崇徳上皇、源義経と源平合戦（屋島の戦い）、そして乃木希典まで、歴史上の人物ゆかりの神社や、香川県を代表する太鼓台・ちょうさでも有名な神社が含まれている。

いずれもパワースポットとしても有名で、御朱印を頂ける。歴史を感じ、パワーを頂きながら、15社の収集コンプリートを目指したい。