地名「死骨」から「千歳」へ改称にちなむ社、手水の良泉・幸井の水も有名
[住所]北海道千歳市真町1
[電話]0123-23-2542
千歳神社(ちとせじんじゃ)は、北海道千歳市真町にある神社。近代社格では郷社。今や北海道を代表する地名の一つの由来にちなむ社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
御祭神は、豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)、伊智伎志摩比売命(いちきしまひめのみこと)。宗像三女神イチキシマヒメの表記としては珍しいものを使用している。
松前藩の資料である『福山秘府』によると、「弁財天小社東夷地、志古津、万治元戌造営、同3年神体ヲ安置」とあり、万治元年(1658年)に弁天堂が建立された。
享和3年(1803年)に樺太南部探険に功績のあった勇払詰所役人高橋治太夫が、思古津場所の守護神として、京都伏見(伏見稲荷大社)から正一位思古津稲荷大明神を奉斎。
文化2年(1805年)に思古津場所の鮭漁が栄んになるにしたがって、さらに弁財天が勧請された。
この文化2年に奉られた弁財天の御厨子(市指定文化財)の裏に、箱館奉行羽太正養により「死骨(しこつ)」から「千歳」と改称された由来が書かれ、この地を千歳と改めたことが分かる。
いわゆる「釜加神社弁財天御厨子」で、先の弁財天小社を前身とする、現在の釜加神社である。
明治8年(1875年)、主祭神を豊受姫大神とし、同年郷社に列し、大正6年(1917年)に稲荷社を現社号に改称、昭和51年(1976年)に現社殿を造営、今日に至っている。例祭は9月2日。
当社の手水は幸福をもたらすとされる井戸水・幸井(さちい)の水といって、境内から湧き出る御神水。地元の人も汲みに来る尊いお水は支笏湖の伏流水で、その美味しさにも定評があり、パワースポットとしても知られている。
海上自衛隊の護衛艦(退役)「ちとせ」の艦内神社に分祀していたという。
境内の森林が市指定の保存樹林。境内外末社に鹿島香取神社(御祭神:武甕槌神・経津主神)がある。
【ご利益】
リフレッシュ、技芸・スポーツ上達、水難除け、金運
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[電話]0123-23-2542
千歳神社(ちとせじんじゃ)は、北海道千歳市真町にある神社。近代社格では郷社。今や北海道を代表する地名の一つの由来にちなむ社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
御祭神は、豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)、伊智伎志摩比売命(いちきしまひめのみこと)。宗像三女神イチキシマヒメの表記としては珍しいものを使用している。
松前藩の資料である『福山秘府』によると、「弁財天小社東夷地、志古津、万治元戌造営、同3年神体ヲ安置」とあり、万治元年(1658年)に弁天堂が建立された。
享和3年(1803年)に樺太南部探険に功績のあった勇払詰所役人高橋治太夫が、思古津場所の守護神として、京都伏見(伏見稲荷大社)から正一位思古津稲荷大明神を奉斎。
文化2年(1805年)に思古津場所の鮭漁が栄んになるにしたがって、さらに弁財天が勧請された。
この文化2年に奉られた弁財天の御厨子(市指定文化財)の裏に、箱館奉行羽太正養により「死骨(しこつ)」から「千歳」と改称された由来が書かれ、この地を千歳と改めたことが分かる。
いわゆる「釜加神社弁財天御厨子」で、先の弁財天小社を前身とする、現在の釜加神社である。
明治8年(1875年)、主祭神を豊受姫大神とし、同年郷社に列し、大正6年(1917年)に稲荷社を現社号に改称、昭和51年(1976年)に現社殿を造営、今日に至っている。例祭は9月2日。
当社の手水は幸福をもたらすとされる井戸水・幸井(さちい)の水といって、境内から湧き出る御神水。地元の人も汲みに来る尊いお水は支笏湖の伏流水で、その美味しさにも定評があり、パワースポットとしても知られている。
海上自衛隊の護衛艦(退役)「ちとせ」の艦内神社に分祀していたという。
境内の森林が市指定の保存樹林。境内外末社に鹿島香取神社(御祭神:武甕槌神・経津主神)がある。
【ご利益】
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