創祀は明治中期、20世紀後半に太宰府天満宮を勧請した北海道江別の天神さま
[住所]北海道江別市野幌代々木町38-1
[電話]011-383-2467

錦山天満宮(にしきやまてんまんぐう)は、北海道江別市野幌代々木町にある神社。近代社格では無格社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

明治18・19年(1885年-1886年)、集団入植した屯田兵が、熊本市の錦山神社(現 加藤神社)から受けた加藤清正の御分霊を奉斎した。そのため、今でも錦山神社の社標が立つ。

明治22年(1889年)、屯田神社として改めて創建。明治32年(1899年)5月、練兵場の一角に移転するとともに、伊勢の神宮(伊勢神宮)から御分霊を受けて天照皇大神を御祭神とする。

明治35年(1902年)2月、仮称・江野神社として神社創立願を出すも、すでに野幌神社があることから「一村一社」の規定に反するとして却下される。3月、創立願を再提出。

昭和2年(1927年)、現在地に移転。昭和15年(1940年)、皇紀2600年記念事業として社殿改築に着手。翌年9月竣工。昭和17年(1942年)7月、無格社の指定を受ける。

昭和48年(1973年)、九州の太宰府天満宮から菅原道真公の御分霊を奉戴し、現社号に改名、以来「天神さま」として親しまれ、今日に至る。

平成2年(1990年)には、太宰府天満宮より御神納の梅の苗木を賜り、境内に梅園が造成された。受験シーズンになると、近くの中学・高校生を始め、道内各地の受験生が合格祈願に訪れる。

例祭は9月17日。御輿渡御祭が行われる。近年は、御輿が立派すぎるので車に乗せてお披露目する、ということもあったらしい。

1月の日曜日に古神札焼納祭、いわゆるどんど焼きが行われる。5月第3日曜日に春季大祭が行われ、春祭り。

兼務社に市内大麻宮町の大麻神社(天照大神・稲倉魂命少名彦名命大己貴命埴安姫命)がある。

【ご利益】
学業・受験合格、開運招福(公式HP
錦山天満宮 - 創祀は明治中期、20世紀後半に太宰府天満宮を勧請した北海道江別の天神さま
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錦山天満宮の御朱印