安土桃山期に現在地に遷座、夫婦2柱を祀る縁結びで有名な実籾村の産土神
[住所]千葉県習志野市実籾1-30-1
[電話]047-472-8424

大原大宮神社(おおはらおおみやじんじゃ)は、千葉県習志野市実籾にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、「大原神社」などとある御朱印を頂ける。

下総三山の七年祭りに参加する一社で、役割は叔母。

平安時代の天治元年(1124年)、実籾本郷にて創祀。安土桃山時代の文禄元年(1592年)頃、船橋から東金に通じる徳川家康のお成り街道完成とともに現在地に遷座・創建。

もともと大原神社(伊弉諾尊)と呼ばれていたが、明治41年(1908年)に上宿にあった大宮神社(伊弉冉尊)を合祀、現社名となった。夫婦2柱を祀る縁結びのご利益で有名となる。

実籾村の産土神で、慶応元年(1865年)6月、この年の七年祭りに出すための神輿を新調。代金は金物分が46両、彫塗分が30両の計76両で、彫物師は江戸本所の野河彦八などの記録がある。

神主は桜井氏の世襲であった。明治44年(1911年)、村内の三山神社・八幡神社・第六天神社・八坂神社・弁財天社を合祀した。

近年、隣接社有地に祖霊殿を建立し、全氏子の大祖先、戦歿英霊、130余柱の神葬霊魂を鎮め祀る。昭和50年(1975年)秋、あるいは翌年に千葉県神社庁の第一次モデル神社に指定された。

【ご利益】
縁結び、夫婦和合
大原大宮神社 - 安土桃山期に現在地に遷座、夫婦2柱を祀る縁結びで有名な実籾村の産土神
【関連記事】
下総三山の七年祭り - 6年ごと丑年と未年に行われる千葉4市9神社が参加する安産大祭
千葉県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、千葉県に鎮座している神社の一覧
大原大宮神社の御朱印