だるま
縁起物

だるま(達磨)とは、仏教の一派である禅宗開祖の達磨の坐禅姿を模した日本の置物、または玩具で、現在では禅宗のみならず宗教、宗派を越え縁起物として広く親しまれている。壁に向かって9年の座禅を行ったことによって手足が腐ってしまったという伝説があり、手足のない形状で置物が作られるようになった。

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インド人仏教僧の菩提達磨は、5世紀後半から6世紀前半の人で、中国に渡り、中国禅宗の開祖となった。日本の古墳時代に相当する。

中国では、壁に向かって9年の座禅を行ったことによって手足が腐ってしまったという伝説はあまり認知されていないようだ。

史実や都市伝説「だるま女」の影響からか、両手両足を切断した、という状態は忌み嫌われる風潮にあるようで、中国で菩提達磨はただ、仏教の聖人として現在に定着している。

なぜ日本で9年の座禅を行ったことによって手足が腐ってしまったという伝説が定着し、もてはやされ、現在も大人気の縁起物だるまとして存在しているのか、これはこれで日本の信仰というものを考える上では興味深い題材だ。

儒教国では職人は忌み嫌われる。少なくとも、職人を「極める」ことに対して、何も価値観を見出していない、どころか、軽蔑される。

職人として名を上げ、もしお金を得たのであれば、自分は無理でも、自分の子供や孫は官僚に就かせたい、と考える。

日本では、『古事記』に描かれ、今に伝わる職人の祖神が、現在も変わらずに厚く崇敬されている。職を極めることは尊いものとされ、それを子孫に伝え、家業となしていく、そうした家柄は尊敬される。

仏法を職と同一にしてしまうと語弊があるかもしれないが、何事でも、「極める」ことに対する中国と日本のとらえ方の違いが、壁に向かって9年の座禅を行ったことによって手足が腐ってしまったという伝説の両国における有無につながったように思う。

縁起物だるまは、そうした意味でも日本の伝統に根付いた、日本独自の信仰に由来する置物であることが分かる。

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そこで今回紹介するのが、えんぎ屋水晶院の「玄関用 金運だるま」だ。
風水にとって、極めて重視される玄関に置くものとして、古来より富みや豊かさの象徴とされた丸みを帯びたそのフォルムは、その胸にしっかりと「金運」の文字が刻まれた縁起の良い置物。

両目がすでに入れられているのは、その開運パワーが完全であり、願望を成就させるための要素がすべて備わっていることを表しているという。

従来の赤色ではなく、やはり風水で財産を表し、金運と幸運を呼び込む色として伝えられる金色。四神をあしらった座布団を敷いて、その上に置けば効果も高まるという。
玄関が狭い、玄関の照明が暗い、玄関に窓がない、靴が散乱している。これらは風水的に悪いものとされる。一つでも当てはまるのであれば、家運上昇のきっかけのためにも、この「玄関用 金運だるま」は一考に値する。

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