神功皇后の勝運ゆかりの竹藪、「必勝守」「美人守」も有名な「ほうまん」社
[住所]滋賀県愛知郡愛荘町豊満392
[電話]0749-42-3448
豊満神社(とよみつじんじゃ)は、滋賀県愛知郡愛荘町にある神社。近代社格では県社。参拝すれば、御朱印を頂ける。「必勝守」「美人守」など授与品も人気。
御祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)・足仲彦命(たらしなかひこのみこと)・息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)・譽田別命(ほったわけのみこと)の四柱。
創祀年代は不詳だが、南北朝時代の康暦元年(1378年)に鋳造された神鐘銘文に「愛知郡崇廟豊満大社……」とあることから、古来より大国荘(旧愛智郡)の産土神(氏神)であったことが分かる。
現在も愛荘町内や東近江市・彦根市の一部に合わせて(16地域)約1000戸あまりの氏子があり、古くより、皇室の篤い崇敬を受けていたことが伝えられているという。
伝承として、三韓征伐の折、神功皇后の一軍がこの辺りの竹竿で軍旗を作り、戦場に持参して勝利を収めた、という。
そのため、当社の竹を旗竿に用いたならば必ず戦勝するとして、源頼朝や豊臣秀次、佐々木・京極・六角氏など多くの武将がこの竹を好んで求めたという。現在も境内にはゆかりの竹藪がある。
江戸時代には時の彦根城主井伊氏などが代々、当社で厄除の祈願をしたという。戦国時代など戦乱期には、境内の一部が織田信長の兵火によって焼失するなど、数度火災や災害に遭った。
明治元年(1868年)、豊満大明神から現社号に改名。明治9年(1876年)には村社に、明治14年(1881年)には郷社に、そして昭和5年(1930年)には県社に昇格した。鎌倉時代後期の元享3年(1323年)建立である正門(四脚門)が、国の重要文化財に指定されている。
読みは「とよみつ」だが、「ほうまん」とも読め、女性の容姿・スタイル向上や美人祈願にもご利益があるとして、広くパワースポットとしても知られており、全国各地からの参拝があるという。
例祭は4月第2日曜日で、春季例大祭。本殿祭・神輿渡御・神幸祭がある。特殊神事として、50年に1度の古式大祭(大渡御)がある。次回は2030年。
境内社に摂社で樹下神社(御祭神:豊満神社荒御魂・恵比寿神、御神徳:商売繁盛・金運)・八大龍王社(御祭神:龍神、御神徳:祈雨・水難除け)、末社で津島神社(御祭神:建速須佐之男命、御神徳:厄災除け・交通安全)がある。
本殿裏の社叢には、「美人の木(告白の木)」「夫婦コブシの木」「恐竜の木」などの木々がある。愛知川の河原で見つかったハート型の自然石「ハート石」が拝殿前に置かれ、石をさすると縁結び・恋愛成就などのご利益があると言われている。
鬼・桃・鹿・鳩・6つのハートという五つの縁起物アイテムが境内に散らばり、それぞれのアイテムにご利益があって、30分以内に見つけられれば強運とされている。
【ご利益】
勝運、縁結び、美人祈願、厄除、安産、五穀豊穣、金運、開運など(公式HP)

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[電話]0749-42-3448
豊満神社(とよみつじんじゃ)は、滋賀県愛知郡愛荘町にある神社。近代社格では県社。参拝すれば、御朱印を頂ける。「必勝守」「美人守」など授与品も人気。
御祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)・足仲彦命(たらしなかひこのみこと)・息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)・譽田別命(ほったわけのみこと)の四柱。
創祀年代は不詳だが、南北朝時代の康暦元年(1378年)に鋳造された神鐘銘文に「愛知郡崇廟豊満大社……」とあることから、古来より大国荘(旧愛智郡)の産土神(氏神)であったことが分かる。
現在も愛荘町内や東近江市・彦根市の一部に合わせて(16地域)約1000戸あまりの氏子があり、古くより、皇室の篤い崇敬を受けていたことが伝えられているという。
伝承として、三韓征伐の折、神功皇后の一軍がこの辺りの竹竿で軍旗を作り、戦場に持参して勝利を収めた、という。
そのため、当社の竹を旗竿に用いたならば必ず戦勝するとして、源頼朝や豊臣秀次、佐々木・京極・六角氏など多くの武将がこの竹を好んで求めたという。現在も境内にはゆかりの竹藪がある。
江戸時代には時の彦根城主井伊氏などが代々、当社で厄除の祈願をしたという。戦国時代など戦乱期には、境内の一部が織田信長の兵火によって焼失するなど、数度火災や災害に遭った。
明治元年(1868年)、豊満大明神から現社号に改名。明治9年(1876年)には村社に、明治14年(1881年)には郷社に、そして昭和5年(1930年)には県社に昇格した。鎌倉時代後期の元享3年(1323年)建立である正門(四脚門)が、国の重要文化財に指定されている。
読みは「とよみつ」だが、「ほうまん」とも読め、女性の容姿・スタイル向上や美人祈願にもご利益があるとして、広くパワースポットとしても知られており、全国各地からの参拝があるという。
例祭は4月第2日曜日で、春季例大祭。本殿祭・神輿渡御・神幸祭がある。特殊神事として、50年に1度の古式大祭(大渡御)がある。次回は2030年。
境内社に摂社で樹下神社(御祭神:豊満神社荒御魂・恵比寿神、御神徳:商売繁盛・金運)・八大龍王社(御祭神:龍神、御神徳:祈雨・水難除け)、末社で津島神社(御祭神:建速須佐之男命、御神徳:厄災除け・交通安全)がある。
本殿裏の社叢には、「美人の木(告白の木)」「夫婦コブシの木」「恐竜の木」などの木々がある。愛知川の河原で見つかったハート型の自然石「ハート石」が拝殿前に置かれ、石をさすると縁結び・恋愛成就などのご利益があると言われている。
鬼・桃・鹿・鳩・6つのハートという五つの縁起物アイテムが境内に散らばり、それぞれのアイテムにご利益があって、30分以内に見つけられれば強運とされている。
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勝運、縁結び、美人祈願、厄除、安産、五穀豊穣、金運、開運など(公式HP)

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