高松の氏神・総鎮守・護り神、10月の例祭や5月の市立祭は市内最大の祭典
[住所]香川県高松市宮脇町1-30-3
[電話]087-862-5846
石清尾八幡宮(いわせおはちまんぐう)は、香川県高松市宮脇町にある神社。近代社格では県社。石清尾八幡神社とも。さぬき十五社の5番。参拝すれば、御朱印を頂ける。
御祭神は足仲彦命(第14代仲哀天皇)、誉田別命(第15代応神天皇)、息長帯姫命(神功皇后)。高松市中心市街地の南西部、石清尾山の東側の裾野に鎮座している。
高松の氏神、高松総鎮守・高松の護り神とも。後述の例大祭や市立祭の他、初詣も多くの参拝客で賑わう。
由緒は延喜18年(918年)、八幡大神が讃岐国香川郡野原庄(現 高松市)の赤塔山(現 石清尾山)に現れて、これを祀ったのが創祀。
あるいは、当時の国司が京都の石清水八幡宮の御分霊を亀尾山上に祀ったとも伝わる。社名も石清水と亀尾の名を併せたものとなっている。
南北朝時代、室町幕府管領の細川頼之は当宮を信仰し、社殿の改築や武具の奉納などを行った。また、頼之の官職「右馬頭」の名にちなんだ市、「右馬頭市」も開かれるようになる。
天正16年(1588年)、豊臣政権下で讃岐国一国の領主となった生駒親正は、野原の地を本拠と定め、この地を高松と改称し、高松城(玉藻城)を築城するとともに、当宮を府城の鎮護として社領24石を寄進した。
生駒騒動で生駒氏が讃岐を去った後、水戸徳川家から高松藩主になった松平頼重は寛文6年(1666年)、石清尾山上にあった当宮の社地を現在の場所に移転させ、当宮を高松城下町の大社・氏神と定めた。
また頼重は社領202石を寄進し、宝永2年(1705年)には三代藩主松平頼武も社殿を改修、以降の歴代藩主も毎年、当宮を参拝した。明治5年(1872年)、県社に列格。
昭和61年(1986年)、火災により本殿と上拝殿が焼失したが、平成元年(1989年)にそれぞれ改築され、下拝殿なども同時に修復された。
平成19年(2007年)、前年より行われていた境内の改修工事が竣工。拝殿前の石段の傾斜緩和や参道の石畳の張り替えなどが行われた。
例祭(例大祭)は10月第3土・日曜日。室町時代の「右馬頭市」を起源とする市立祭が5月2日・3日に行われる。参道から亀岡町の御旅所まで続く八幡通り約670メートルが歩行者天国となり、露店が立ち並ぶ。高松市内の神社祭事で最大規模の祭りとなる。
境内末社に、神明社・若宮社(御祭神:第16代仁徳天皇)・高良社(御祭神:建内宿禰)・御先社・廣瀬龍田社・北口霊社がある。境外には、高松市亀岡町に道祖神社が、石清尾山の北側に蜂穴神社と髪授神祠がある。
【ご利益】
厄祓い、安産、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、合格祈願など(公式HP)
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石清尾八幡宮(いわせおはちまんぐう)は、香川県高松市宮脇町にある神社。近代社格では県社。石清尾八幡神社とも。さぬき十五社の5番。参拝すれば、御朱印を頂ける。
御祭神は足仲彦命(第14代仲哀天皇)、誉田別命(第15代応神天皇)、息長帯姫命(神功皇后)。高松市中心市街地の南西部、石清尾山の東側の裾野に鎮座している。
高松の氏神、高松総鎮守・高松の護り神とも。後述の例大祭や市立祭の他、初詣も多くの参拝客で賑わう。
由緒は延喜18年(918年)、八幡大神が讃岐国香川郡野原庄(現 高松市)の赤塔山(現 石清尾山)に現れて、これを祀ったのが創祀。
あるいは、当時の国司が京都の石清水八幡宮の御分霊を亀尾山上に祀ったとも伝わる。社名も石清水と亀尾の名を併せたものとなっている。
南北朝時代、室町幕府管領の細川頼之は当宮を信仰し、社殿の改築や武具の奉納などを行った。また、頼之の官職「右馬頭」の名にちなんだ市、「右馬頭市」も開かれるようになる。
天正16年(1588年)、豊臣政権下で讃岐国一国の領主となった生駒親正は、野原の地を本拠と定め、この地を高松と改称し、高松城(玉藻城)を築城するとともに、当宮を府城の鎮護として社領24石を寄進した。
生駒騒動で生駒氏が讃岐を去った後、水戸徳川家から高松藩主になった松平頼重は寛文6年(1666年)、石清尾山上にあった当宮の社地を現在の場所に移転させ、当宮を高松城下町の大社・氏神と定めた。
また頼重は社領202石を寄進し、宝永2年(1705年)には三代藩主松平頼武も社殿を改修、以降の歴代藩主も毎年、当宮を参拝した。明治5年(1872年)、県社に列格。
昭和61年(1986年)、火災により本殿と上拝殿が焼失したが、平成元年(1989年)にそれぞれ改築され、下拝殿なども同時に修復された。
平成19年(2007年)、前年より行われていた境内の改修工事が竣工。拝殿前の石段の傾斜緩和や参道の石畳の張り替えなどが行われた。
例祭(例大祭)は10月第3土・日曜日。室町時代の「右馬頭市」を起源とする市立祭が5月2日・3日に行われる。参道から亀岡町の御旅所まで続く八幡通り約670メートルが歩行者天国となり、露店が立ち並ぶ。高松市内の神社祭事で最大規模の祭りとなる。
境内末社に、神明社・若宮社(御祭神:第16代仁徳天皇)・高良社(御祭神:建内宿禰)・御先社・廣瀬龍田社・北口霊社がある。境外には、高松市亀岡町に道祖神社が、石清尾山の北側に蜂穴神社と髪授神祠がある。
【ご利益】
厄祓い、安産、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、合格祈願など(公式HP)
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