日本全国でも三つしか現存しない、神社建築の神髄、その結晶の一つ
八幡造(はちまんづくり)は、日本の神社建築様式の一つである。二棟の建物を前後に連結させて一つの社殿になったもので、日光東照宮などの権現造も、八幡造の派生といえる。
切妻造、平入の二つの建物前殿(まえどの)・後殿(うしろどの)を前後に連結させ、中間に1間の相の間(あいのま)が付く。
前殿を外殿・礼殿・細殿・出殿・出居殿といい、後殿を内殿とも呼ぶ。前殿に椅子、後殿に帳台が置かれ、ともに神座である。
昼は前殿、夜は奥殿に神が移動するとされる。神社建築の神髄、その結晶の一つが八幡造である。
伊佐爾波神社(公式サイト)によれば、現在、「整った八幡造」の社殿は、日本全国でも三つしか現存しないという。
そのうちの二つは国宝に指定されており(宇佐神宮と石清水八幡宮)、もう一つも江戸期建築の傑作として重要文化財に指定されている(伊佐爾波神社)。
他に八幡造の社殿として、国の重要文化財に指定されているものに、柞原八幡宮などがある。
[社格]名神 - 豊前国一宮 - 二所宗廟 - 勅祭社 - 官大 - 別表 - 神宮号 - 四社詣 - 初詣
[住所]大分県宇佐市南宇佐2859
[電話]0978-37-0001
[社格]二十二社 - 二所・四所宗廟 - 勅祭社 - 四方拝 - 官大 - 別表 - 初詣
[住所]京都府八幡市八幡高坊30
[電話]075-981-3001
[社格]式内 - 松山八社八幡 - 県社
[住所]愛媛県松山市桜谷町173
[電話]089-947-7447
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切妻造、平入の二つの建物前殿(まえどの)・後殿(うしろどの)を前後に連結させ、中間に1間の相の間(あいのま)が付く。
前殿を外殿・礼殿・細殿・出殿・出居殿といい、後殿を内殿とも呼ぶ。前殿に椅子、後殿に帳台が置かれ、ともに神座である。
昼は前殿、夜は奥殿に神が移動するとされる。神社建築の神髄、その結晶の一つが八幡造である。
伊佐爾波神社(公式サイト)によれば、現在、「整った八幡造」の社殿は、日本全国でも三つしか現存しないという。
そのうちの二つは国宝に指定されており(宇佐神宮と石清水八幡宮)、もう一つも江戸期建築の傑作として重要文化財に指定されている(伊佐爾波神社)。
他に八幡造の社殿として、国の重要文化財に指定されているものに、柞原八幡宮などがある。
宇佐神宮
[社格]名神 - 豊前国一宮 - 二所宗廟 - 勅祭社 - 官大 - 別表 - 神宮号 - 四社詣 - 初詣
[住所]大分県宇佐市南宇佐2859
[電話]0978-37-0001
石清水八幡宮
[社格]二十二社 - 二所・四所宗廟 - 勅祭社 - 四方拝 - 官大 - 別表 - 初詣
[住所]京都府八幡市八幡高坊30
[電話]075-981-3001
伊佐爾波神社
[社格]式内 - 松山八社八幡 - 県社
[住所]愛媛県松山市桜谷町173
[電話]089-947-7447
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コメント
コメント一覧 (2)
他にも八幡造の本殿のある神社はあり、私も以前から少し気になっており、改めて調べました。
この言い方をしているのは、伊佐爾波神社であり、その旨を追記し、修正いたしました。
至らない点はまだ多々あると思いますが、引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
大分市の柞原八幡宮の本殿は国の重要文化財だぞ
嘘つき