この地に舞い降りた白鳥を日本武尊の魂として祀る、雨乞で有名
白鳥神社(石川県河北郡津幡町加賀爪イ−1)
[住所]石川県河北郡津幡町加賀爪イ−1
[電話]076-289-4173 - 清水八幡神社

白鳥神社(しらとりじんじゃ)は、石川県河北郡津幡町にある神社。近代社格では郷社。白鳥明神、白鳥大明神とも呼ばれた。御朱印の有無は不明。

津幡町役場や津幡駅にも近く、津幡町でも中心部に位置する。創建は第14代仲哀天皇の頃と伝わる。この地に舞い降りた白鳥を、日本武尊の魂とみなし、日本武尊を祀った。

また、当社縁起には「尾張国熱田神宮同神にして日本武尊の神霊也」とも伝わる。熱田神宮は草薙の剣を御神体とするが、ここでは、草薙の剣=日本武尊となっているようだ。『古事記』の文脈から見れば、それほど奇異なことではない。

清和天皇の貞観18年(876年)、神位を従五位下に昇叙せられた国史見在社である。広く井上庄の総社として仰がれ、特に雨乞の霊験をもって知られる。

嘉永7年(1854年)に奉納された雨乞報謝の絵馬が現存する。町の有形民俗文化財に指定されている。

後に加賀爪社と称したが、明治15年(1882年)7月に現社名に復称、昭和7年(1932年)1月に郷社に列した。

例祭は9月16日。現在は清水八幡神社の兼務神社か。3月10日(あるいはその前後の日曜日か)には白鳥天神祭が行われるという。

【ご利益】
雨乞い、天候、旅行・交通安全、武運長久
白鳥神社(津幡町) - この地に舞い降りた白鳥を日本武尊の魂として祀る、雨乞で有名
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