下総国総社、国府台の跡地は下総総社跡として市の史跡指定
[住所]千葉県市川市須和田2-22
[電話]047-332-4488

六所神社(ろくしょじんじゃ)は、千葉県市川市須和田にある神社。下総国総社で、近代社格では村社。六所宮とも。参拝すれば、「下総国総社」などとある御朱印を頂ける。

現在地に遷座するまでは、国府台のスポーツセンターの位置に鎮座していた。社伝では第12代景行天皇の勅願による創建という。

国府台一帯は下総国府の推定地とされており、発掘調査も度々行われている。現在地への遷座は明治19年(1886年)に陸軍練兵場造成のため。

御祭神は、大己貴尊伊弉諾尊素盞嗚尊大宮売尊布留之御魂彦火瓊々杵尊

元宮である現在のスポーツセンターの一帯は東西約130メートル、南北約80メートルにわたって高く盛り上がり、大樹も多かったところから「六所の森」の名があった。現在は下総総社跡として、市の史跡に指定されている。

そこから南に、短冊形の地を府中と呼んでいた。この地から平安時代初期までの竪穴住居址が発見されているところから、総社としての当社の存在は平安初期以後であると考えられている。

なお、当社の西方1.5キロほどの地、元宮スポーツセンターのすぐ南に国府神社がある。ただ、これはもとは鳳凰大明神で、日本武尊の伝承を伝える神社。

【ご利益】
縁結び、厄祓い、芸事上達
六所神社(市川市) - 下総国総社、国府台の跡地は下総総社跡として市の史跡指定
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