成務期創祀、室町期棟札に「総社五十八社大明神」とある三河国総社
総社(愛知県豊川市白鳥町上郷中1)
[住所]愛知県豊川市白鳥町上郷中1
[電話]0533-89-2206 - 豊川市観光協会

総社(そうじゃ)は、愛知県豊川市白鳥町にある神社。三河国総社で、近代社格では県社。御祭神は三河國總社神(三河国総社神)。参拝すれば、御朱印を頂ける。

社伝によると、第13代成務天皇5年、出雲色大臣命の五世孫・知波夜命が三河国造に任ぜられ、社祠を整備して、祖神を祀ったのが創祀。

大化2年(646年)の改新の詔以来、大宝元年(701年)の大宝律令までの間、日本は国家体制と地方行政組織を整えた。この頃、穂の国(現 東三河)が西三河(当時の三河国)が合併、三河国となり、その国府が当社の東側に設置された。

平安時代の嵯峨天皇の御世、弘仁年間(810年-824年)に、『三河国内神名帳』の59社の神霊を当社に合祀し、国司巡拝の便宜が図られるようになった。

今に伝わる、足利義満時代である永和4年12月(1378年)の棟札に「智鯉鮒宮 総社五十八社大明神に建立し奉る」とある。

明治7年(1874年)に村社に列格し、大正11年(1922年)に県社に昇格した。境内には、村社と県社の社号標が残されている。境内にはいくつかの境内社があるが、詳細は不詳。

【ご利益】
所願成就
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