『備前国神名帳』の写本が伝わる、平成に放火で社殿焼失から復興果たす
[住所]岡山県岡山市祇園596
[電話]086-275-7055

備前国総社宮(びぜんのくにそうじゃぐう)は、岡山県岡山市祇園にある神社。正式名称は総社。備前国総社で、近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、須世理姫命(すせりびめのみこと)、神祇官で祀る8柱の神々である神祇官八神、『備前国神名帳』に記載される備前国内128社。

当社南方約1キロの地には備前国庁跡が見つかっている。また当社には『備前国神名帳』の写本が伝わっている。創建年代は不詳。当社では、『時範記』の書かれた1099年以前、としている。

明治維新後、郷社に列した。

平成4年(1992年)2月16日未明、放火により社殿を焼失。平成17年(2005年)に復興奉賛会が発足され、平安時代後期の様式の社殿を再建する計画が進められた。

平成22年(2010年)に本殿が完成。2015年に拝殿竣工祭が斎行され、すべて完成した。様々な奉祝行事の他、プロジェクションマッピングが行われた。

4月第3日曜日が春祭、10月21日-23日に秋祭が行われる。末社に稲荷神社(例祭:9月25日)、八座神社(例祭:11月1日)がある。

岡山県は旧郡国では備前国、備中国、美作国があり、それぞれに総社があるが、当社は備前国総社。備中国総社は總社で、美作国総社は美作総社宮

【ご利益】
当病平癒・地鎮・縁結び(旧公式HP 新公式HP
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