景行天皇陵とされる渋谷向山古墳、宮内庁が整備・発掘調査の一部を公開、歓迎と戸惑い
宮内庁は2015年12月4日、「景行天皇陵」として管理する奈良県天理市の前方後円墳・渋谷向山古墳(しぶたにむかいやま、4世紀後半)の整備工事に伴う発掘調査の現場を報道陣に公開しました。調査では葺石や埴輪列などが見つかっているといいます。午後には研究者にも公開されたと言います。産経新聞が報じています

徐々に徐々に治定陵の確認が始っていますね♪

現在進行形の祭祀の場なので、軽々には言えないにしても、景行天皇陵が4世紀後半(少し前は5世紀の判定だったような)というのも、やはりどうしてもしっくりいきません。

報道ではヤマトタケルの父、となっていますけど、まあ、系譜上、景行天皇はヤマトタケルの父で間違いないとしても、記紀も、各地の神社などに残る伝承も、ヤマトタケルは2世紀頃のことのはずなんですけどね。

もう少し詳しい情報が出るか否か、注視したいと思います。

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