本当はエロかった昔の日本:古典文学で知る性愛あふれる日本人
・刊行:2015/11/18
・著者:大塚ひかり
・出版:新潮社

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日本男児はエロかった。大和撫子もエロかった。そしてエロいは偉かった!

兄と妹の近親姦から国が始まる『古事記』、若き日に義母を犯して子を産ませた光源氏が、老いては若い男に妻を寝取られる不倫の恋満載の『源氏物語』、実は男色カップル弥次喜多の駆け落ち旅だった『東海道中膝栗毛』など。

日本の古典文学に燦然と刻まれた「エロ大国ニッポン」の、パワーあふれる姿を余すところなくご紹介。

第1章 日本の古典文学はエロいという常識 ――権力のエロ肯定から生まれた文化
第2章 エロいほうがエラかった平安貴族 ――日本に「チン切り神話」がない理由
第3章 『源氏物語』がどんな時代にも生き延びた理由 ――花鳥風月に託された性
第4章 『万葉集』の「人妻」の謎 ――不倫が文化だった平安時代に消えた「人妻」
第5章 平安古典に見る「正しい正月の過ごし方」 ――「睦月」と「ヒメ始め」
第6章 なぜ日本のお坊さんには妻子がいるのか ――「日本化」して性にゆるくなった仏教
第7章 あいまいな性の世界がもたらすエロス ――日本の同性愛
第8章 「エロ爺」と「エロ婆」の誕生 ――貧乏女とエロ婆の関係
第9章 あげまん・さげまんのルーツ ――日本の「女性器依存」はなぜ生まれたか?
第10章 ガラパゴス化した江戸の嫌なエロ ――西鶴、近松、南北
第11章 河童と男色 ――なぜ昔の河童は可愛くないのか?
第12章 「外の目意識」が招いた「エロの危機」 ――「処女膜」の発見が招いたもの