表・裏・元という三つの伊勢、裏伊勢は宗像三女神の宗像大社
日本三大伊勢とは? - 表・裏・元という三つの伊勢、裏伊勢は宗像三女神の宗像大社
日本三大伊勢(にほんさんだいいせ)は、三つの代表的な伊勢。表伊勢、裏伊勢、元伊勢。表伊勢はそのまま、伊勢の神宮(伊勢神宮)。元伊勢も普遍的に使われる用語。日本三大伊勢のポイントは、裏伊勢。宗像大社のこと。御祭神が、伊勢神宮・天照大神の娘、宗像三女神であり、その本宮のため。

宗像大社が裏伊勢とされることがあまりメジャーではないため、意識されにくい。ただ、アマテラスとスサノヲ誓約によって生まれた五男三女神で、本宮が確定しているのは、言われてみれば、宗像大社のみ。

宗像三女神は、アマテラスの娘とも言えるが、『古事記』においてはスサノヲの娘、ととらえられている。五男神を生んだアマテラスと、三女神を生んだスサノヲという結果により、アマテラスとスサノヲの誓約は、スサノヲの勝ち(スサノヲの言い分が正しい)とされた。

表伊勢 伊勢の神宮

伊勢の神宮 - 「通称:伊勢神宮、正式:神宮」正宮・外宮・摂末社・所管社全125社の一覧
[説明]総計125社の日本最高の聖地
[社格]式内 - 二十二社 - 四方拝 - 初詣
[住所]三重県伊勢市宇治館町
[電話]0596-24-1111 - 神宮司庁

裏伊勢 宗像大社

宗像大社 - 辺津宮、中津宮、沖津宮からなる、スサノヲ娘の宗像三女神が鎮座する古社
[説明]辺津宮中津宮沖津宮
[社格]式内名神 - 官幣大社別表神社
[住所]福岡県宗像市田島2331
[電話]0940-62-1311

元伊勢 元伊勢

元伊勢 - 伊勢神宮の元宮、『倭姫命世記』に記載された二人の皇女ゆかりの地
[説明]各地に点在、論者含めて100社前後
[社格]ヤマトヒメら巡行、『倭姫命世記』
[住所]-
[電話]-

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