平成遷座、石造りでは四国最大級の大鳥居、出雲大社から勧請の境内社
[住所]徳島県徳島市雑賀町東開21-1
[電話]088-669-3090

徳島縣護國神社(とくしまけんごこくじんじゃ、徳島県護国神社)は、徳島県徳島市雑賀町にある神社。近代社格では内務大臣指定護国神社、現在は全國護國神社會の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。徳島県戦没者記念館がある。

戊辰戦争から第二次大戦に至る事変・戦争などの国難に殉じた徳島県出身の英霊3万4368柱を祀り、相殿に徳島県出身の殉職自衛官24柱を祀る。

明治12年(1879年)9月、眉山公園に招魂社として創建された。明治39年(1906年)4月、徳島中央公園の徳島城跡に遷座。昭和14年(1939年)4月、内務大臣指定神社となり、現社号に改称。

昭和20年(1945年)7月、徳島大空襲で社殿などは灰燼に帰した。昭和33年(1958年)に再建される。昭和53年(1978年)には御創社百周年記念として境内整備事業が行われた。

しかし、境内が徳島市からの借地である上、史跡文化財保護地区のため諸問題があり、神社を移転することとなった。

平成12年(2000年)、徳島市雑賀町在住の篤志家・川﨑阿佐惠氏が社地を寄進。本殿・社務所を新築、拝殿・手水舎・慰霊碑などを移設し、平成15年(2003年)9月に現在地に遷座した。正面入口には石造りとしては四国最大級の大鳥居が竣工している。

境内社として、大國神社がある。御祭神は大國主大神。川﨑阿佐惠が昭和56年(1981年)に出雲大社より御神像を拝戴して創建したもの。例祭は10月27日。縁結び・商売繁盛・薬祖の神として崇敬者も多い。

例祭は11月2日。その前日に合祀祭が行われる。

【ご利益】
家内安全、交通安全、商売繁盛、安産、厄除け、合格祈願など(公式HP
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