兵庫県教委は2015年11月10日、藤井古墳群(豊岡市日高町)で、古墳時代中期から後期(6世紀初頭)の方墳1基と、弥生時代後期(3世紀前半)の墳墓2基が確認されたと発表しました。11月14日には現地説明会が開催されます。毎日新聞が報じています。
方墳には石室があり、県教委の委託で調査にあたった県まちづくり技術センターは「天井が木製の板で覆われていた可能性がある。畿内の古墳の多くは石を天井にしているため、事実なら朝鮮半島の古墳の影響の可能性もある」と話しているようです。
藤井古墳群は、豊岡市日高町の竹貫、藤井にまたがり、周辺も含め約20基の古墳や墳墓が集中しています。
今回確認されたのは6世紀の方墳「藤井1号墳」と、3世紀の墳墓「藤井2号墳」「藤井3号墳」。3基は海抜35-40メートルにある山の尾根筋の長さ約20メートル、幅約4-5メートルの範囲内に並んでいます。
1号墳は竪穴式の石室で、溶岩で石室を組み立てていて、天井石となるような大型の板石が発見できないことから、木製の板を天井にしていたようで、石室内の状態から、中に割竹状の木棺が収められていた可能性が高いと言います。
棺の中から、須恵器などの土器と勾玉1点、碧玉製管玉14点、ガラス小玉20点が出土しています。
現地説明会は11月14日午後1時半、豊岡市日高町藤井の発掘調査現場で開催されます。問い合わせは兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部の藤井古墳群現地事務所、電話は0796-42-5083(金曜休み)。詳細はこちらからも。
方墳には石室があり、県教委の委託で調査にあたった県まちづくり技術センターは「天井が木製の板で覆われていた可能性がある。畿内の古墳の多くは石を天井にしているため、事実なら朝鮮半島の古墳の影響の可能性もある」と話しているようです。
藤井古墳群は、豊岡市日高町の竹貫、藤井にまたがり、周辺も含め約20基の古墳や墳墓が集中しています。
今回確認されたのは6世紀の方墳「藤井1号墳」と、3世紀の墳墓「藤井2号墳」「藤井3号墳」。3基は海抜35-40メートルにある山の尾根筋の長さ約20メートル、幅約4-5メートルの範囲内に並んでいます。
1号墳は竪穴式の石室で、溶岩で石室を組み立てていて、天井石となるような大型の板石が発見できないことから、木製の板を天井にしていたようで、石室内の状態から、中に割竹状の木棺が収められていた可能性が高いと言います。
棺の中から、須恵器などの土器と勾玉1点、碧玉製管玉14点、ガラス小玉20点が出土しています。
現地説明会は11月14日午後1時半、豊岡市日高町藤井の発掘調査現場で開催されます。問い合わせは兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部の藤井古墳群現地事務所、電話は0796-42-5083(金曜休み)。詳細はこちらからも。
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